「20年来のお付き合いのママ友に初孫が誕生したと聞き、早速お祝いを持っていくことになりました。お嫁さんが里帰り出産をしたので、家族3人、お嫁さんの実家にいると聞いていました。ところが、友人宅に、いないはずの3人が...。理由を聞いていいのかわからずにいると、お嫁さんがこんなことを言い始めて...」
新生児を連れて、実家を飛び出してきた理由は...
「実は...情けないんですけど、自分の実家が嫌になって出てきちゃいました」
経緯を聞いてみると、お嫁さんのお母さんによる子育てへの口出しがひどく、ストレスが爆発してしまったらしいのです。
その内容を聞くと、こんな感じでした。
母乳がなかなか出ないときは...
「愛情があれば自然と母乳は出る。母親の覚悟が足りていない」
泣きだした赤ちゃんをあやすために抱き上げると...
「抱き癖がついて甘えるようになるから放っておきなさい」
などなど。
出産でボロボロになった体で子育てに追われると、心も傷つきやすくなります。
いくら実の母親からの言葉でも、耐えられなかったのでしょう。
今は衣・食・住のすべてにおいて昔と違うことばかりなのです!
知らないでいると「良かれと思って」の言動や行動が、嫁姑や親子間トラブルになりかねません。
そうならないために便利なのが、私の娘が里帰り出産のときにくれた「祖父母手帳」。
昔と今の子育ての常識の違いがわかりやすく書かれていて、赤ちゃんの面倒を見る前に予習ができました。
子育て支援センターや救急の連絡先などの情報も載っているので、預かるときも安心です。
また、じぃじである私の夫にも大きな変化がありました。
自分の息子や娘が生まれた頃は私に育児を丸投げしていましたが、孫が生まれたのをきっかけに、祖父母手帳に載っているミルクの作り方やおむつの替え方を真剣に読むように。
積極的に孫の世話をしてくれました。
そのことを友人宅で思い出した私。
ちょうど私の家にも娘が子どもを連れて遊びに来ていたので、電話で理由を話して「うちにある祖父母手帳、持ってきてくれる?」と頼んだところ、5分もしないうちに駆けつけてくれました。
娘はお嫁さんの手を握り、こう言いました。
「これ、うちはもう両親が勉強してくれて使わないから、お母さんに渡してあげて。赤ちゃんの保護者はパパとママだから、胸を張って、自信を持ってね!」
そう言って元気づけてくれました。
母になってすっかり頼もしくなったなぁ、と感慨深くなりました。
インターネットで調べてみると、世代間ギャップだけでなく、「孫の気を引きたい祖父母が際限なくおやつを与える」、「まだあげないようにと決めていたチョコレートや甘いジュースをあげていた」、「食物アレルギーの有無を調べていないのに、卵を食べさせていた」、「自分たちが使った箸で子どもにごはんをあげていて虫歯菌が心配」といった、さまざまな悩みを持つ親がいるようです。
孫ってやっぱり可愛くて、ついつい甘やかしてしまいがち。
一番の保護者である親の方針を大切にして、本当に孫のためになることをしてあげたいですね。
※健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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