「24歳になった今でも、父である私のことを『パパさん』と呼ぶ息子。注意しても、『パパさん』呼びがやめられない様子...。息子が私をこう呼ぶようになったのには、理由があるのです。それは、妻の母である義母が原因で...」
息子が小さいころ、面倒を見てくれた義母
「もしもし。ああ、パパさん? ママいる?」
今は家を離れて一人暮らしの息子(24歳)からの電話です。
「あのなあ、パパさんはやめろって言ってるだろ?」
「え? ああ、ごめん、ごめん、まあいいじゃん。外では言ってないよ、今は」
「当たり前だ!」
息子は私のことを「パパさん」と呼びます。
小学校ぐらいまでは、学校の先生などにも「僕のパパさんは...」などと言ってしまい、失笑を買っていました。
低学年のころ、作文のコンクールで入選した作品があったのですが、その題名は「僕のパパさんは日本一」でした。
作品評に「お父さんへの愛情を感じるタイトルが素晴らしいですね」と書かれ、面映ゆく感じました。
さすがに高学年になるとかわいらしいとも言ってられなくなり、何とか「お父さん」とか、せめて「パパ」とか言わせようと努力しましたが、やがて断念しました。
中学校で級友に「パパさん」と言ってしまいからかわれたのを境に、表向きでは使わなくなっていったのがせめてもの救いです。
実はこの呼び名のきっかけになった出来事がありました。
大元になったのは義母(82歳)です。
息子が生まれて間もなく、共働きだった妻(56歳)が復職するとき、「近いんだから、家で預かってあげるよ」と言われ、車で10分ほどの妻の実家で預かってもらうことにしました。
保育所の費用もばかにならないので、ありがたく思ったものです。
ですが...。
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