追伸 気分があがって思わず"にっこり笑顔"になれる情報を伝えますね。「年齢と仕事で幸せが増す/4つのチャート図で見るその理由」という記事(訳注:ブルッキングス研究所のサイトの2014年3月28日付けの記事)の中で、ふたりの研究者キャロル・グレアムとミレナ・ニコロワが、年齢と幸福感の相関関係を分析しています。ただし、人生で最も苦しい時期は、40代と50代に訪れるそうです。

どうやら人の幸せは経済状況や環境にすら左右されないみたいです。すべては心の持ちようなのです。わたしの霊的指導者(訳注:霊的同伴者とも。信仰指導を行う者を指す)がかつて話してくれた体験が脳裏をよぎります。この指導者はボスニアでの苛烈な宗教戦争のさなか、現地で支援活動に携わりながら、テント仕立ての収容キャンプに暮らす難民に聞き取り調査をおこなったそうです。そして難民たちの勇気に心を打たれたと語っていました。「どうしてそんなに幸せそうでいられるのですか?」。生活のすべてを失った歯のないひどく高齢の女性にそう尋ねました。地面にしゃがんだままわたしの指導者を見上げた女性の目はキラキラと輝いていました。「胸の中に、希望があるからよ」

さらに追伸 今から2000年前、共和政ローマ末期の政治家・哲学者キケローは、『老年について』を書いています。これは今こそ読むにふさわしい一冊です。キケローはこう述べています。「体力があるうちは、それを歓びとしなさい。また、体力を失ったときに嘆くべきではない。それを嘆いていたら、青年は幼年期の終わりを、壮年は青春の終焉を嘆かなければならないことになる……」。皮肉と機知に富んだ名文です。あとはあなた自身で、キケローの言葉をたっぷりと味わってみてください。