『食べ物のこと、よく知らずママになりました からだと心と人生が整う食選びの教科書』 (ポールズアリッサ(ありボス)/KADOKAWA)第9回【全9回】
「アレルギーや便秘、不眠、疲労感などの不調は『食』で見直すことができます」と話すのは、ポールズアリッサ(ありボス)さん。「未来の子どもたちに本物の食を紡ぐ」をテーマとする一般社団法人国際IBLPアカデミーを設立するなど、食にまつわる活動を積極的に続けています。彼女の著書『食べ物のこと、よく知らずママになりました からだと心と人生が整う食選びの教科書』(KADOKAWA)では、成分表示の見方、よく使われる原料、原材料などを紹介。添加物や遺伝子組み換え食品などに関しても丁寧に解説し、スーパーやネットでも手に入る「本物」の食品の見極め方も教えています。今回はこの本のなかから、「調味料」についての知識をご紹介します。
※本記事はポールズアリッサ(ありボス)著の書籍「食べ物のこと、よく知らずママになりました からだと心と人生が整う食選びの教科書」から一部抜粋・編集しました。
【7大調味料:酢】
伝統的な製法のお酢は味も栄養も格別
酢を造る製法には、静置発酵と速醸という2つの製法があり、本物の酢は静置発酵です。「静置発酵」や「伝統製法」、「古式」など、昔ながらの手法の表記があるのかも、あわせてチェックしてみてください。
もともとの酢は使われる穀物や果物からできている原料の質によって、味の深みやうま味も断然違うので、有機栽培米や有機りんごを原料としたものを探してみてください。
POINT
・本物の酢は伝統的な製法や、原材料がシンプルなものを選ぶ
・表ラベルのダイエットの文字や、機能性表示食品のマークだけで選ばない
身近で手に入るおすすめの酢
純米酢
たっぷりの米のみを原料として造られる。玄米のみを原料とした純玄米酢もある。風味とコクがありまろやかな味わい。
純りんご酢
りんごを原料として造られる。農薬や化学肥料を極力使わない有機りんご使用のものがおすすめ。豊かな香りとさっぱりした風味。
玄米黒酢
玄米を原料としてじっくりと発酵、熟成させる酢。玄米酢よりも熟成期間が長く、色は濃く酸味が丸くなる。飲用や油料理に向く。
バルサミコ酢
北イタリアで伝統的に造られてきた酢。白ぶどう果汁を原料とし、伝統的な製法では、圧搾した果汁を木樽で12年以上熟成させる。豊かな香りと甘みのある濃厚な味わい。
穀物酢
米、小麦、とうもろこし、大麦などを原料にして造られるお酢。米酢や純米酢と比べるとすっきりとした酸味が特徴。
ワインビネガー
ぶどうを発酵させワインを原料として造られる。赤ワインはコクが深く芳醇で、白ワインはさっぱりとした酸味が特徴。

