年齢が出やすい体の不調 肩こり

ドロドロになって熱をもった血が全身から集まってくるのが首や肩

(C)櫻井大典、中神洋和 絵:ももろ
(C)櫻井大典、中神洋和 絵:ももろ

頭と体をつなぐ首は、いわば中継地点。体中に散らばっていた血液が一気に首に集まり、頭へと向かうので、血が一極集中する首は熱がこもりやすくなります。
 
熱がこもる原因はさまざまで、ストレスや食べすぎ・飲みすぎ、冷え、目の疲れなどがあげられます。それらの原因によって血液のめぐりが悪くなると血は熱をもち、場合によっては痰湿(たんしつ)という余分なゴミがたまった状態で首に集まってくるのです。
 
そこで便利なのが肩井(けんせい)のツボです。このツボは首の周りに集まってきた気をおろして興奮をしずめる働きがあり、血液のめぐりをよくしてくれます。

ちなみに、首こり・肩こりの原因がストレスであることは意外なほど多いです。ストレスによって体内のエネルギーや血液のめぐりは悪くなるので、リラックスを心がけましょう。

Let's ツボ押し

(C)櫻井大典、中神洋和 モデル:宗田淑
(C)櫻井大典、中神洋和 モデル:宗田淑

【肩井】押し方:瀉
首の付け根と肩先の骨をつないだ真ん中あたり、やや背中寄りにあります。筋肉が盛り上がっている部分なので、その下に差しこむイメージで指を押しこみます。その状態で肩を動かすと、ゴリッとしたふくらみがあるので、指を左右に揺らしながら3分ほど押してください。

Let's 養生

たたきたいか、押したいかによって養生が変わってくる
肩や首がこったとき、トントンとたたきたくなるなら、血流がとどこおっている証拠。前後10回ずつ、大きな円を描くように肩を回して血流をあげてください。また、首を8の字に大きく回すのも効果的です。

逆に、肩をぎゅっと押してもんでほしくなるなら、血がドロドロになっている可能性が高いので、脂っこいものや味の濃い食事は避けましょう。

(C)櫻井大典、中神洋和 絵:ももろ
(C)櫻井大典、中神洋和 絵:ももろ

肩こり・首こりには漢方薬もおすすめです。「冠元顆粒」や「血府逐丸」は、血流改善によい漢方薬。また、「桂枝加葛根湯」は、急に冷えて肩がこるときに効果的です。

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