元義母のおかげで温泉で羽を伸ばしてのんびり! ...とはいかなかったものの、お互いのことを話し、理解も深まった楽しい旅に。
――ご友人も驚いていましたが、元義母さんと本当に仲がいいんですね。
まるさん(以下、まる) はい。実際に会う以外にもメールでやりとりしています。息子の誕生日とか、七五三など大きいイベントがあるときは「七五三の写真を撮りました」と写真も送っています。話はほとんど息子のことばかりで、元義母からは「果物送ったよー」とか。ありがたいですよね。
――元義母さんと頻繁には会えないけれど、リュウ君もすぐ慣れるようですね。
まる 数えるくらいしか会っていないのですが、息子はもともと人見知りをしないため、1日一緒にいるとだいたい懐いちゃうんです。といっても前に会った時と数カ月空くこともあるから、毎回最初は私の後ろに隠れてしまいますが(笑)。
――ありのままを受け入れてくれる元義母さん。とても優しい方ですね。
まる ありがたいですよね...私にとっては、「私以外にも息子のことを考えてくれる人がいる」というだけで気持ちが軽くなるんです。息子を可愛がってもらいたいと思って会っているので、優しく接してもらえるとやっぱりうれしいです。
――元義母さん、リュウ君の好きなおもちゃを買ってきてくれるんですね。
まる 息子が電車が大好きだと伝えているので、旅行に行ったときに乗った特急電車のプラレールを買ってくれたり、電車のリュックを買ってくれたり。電車関係のグッズは息子も喜んで使っています。
何かと大変な日々を送っているだけに、優しい元義母との触れ合いは、まるさんのメンタルやリュウ君の成長にとっても重要なもののようだ。
「どうしてうちの子が!?」と悩み、苦しみながらも、少しずつ成長する息子の姿に力を得て、一歩ずつ前に進んでいくまるさん。発達障がいを「障がい」ではなく「個性」と思えるほど子どもに寄り添い、一緒に成長していく姿を『シンママのはじめて育児は自閉症でした』で見守っていこう。