5月15日に放送されたNHK連続テレビ小説『虎に翼』第33話。今回、主人公の寅子(伊藤沙莉)に大きな転機が訪れることになった。
女性だからという理由で、なかなか弁護士としての依頼を受けることができない寅子。そんな中、女子部一期生の先輩・久保田(小林涼子)がついに法廷に立つこととなった。嬉しい反面、羨ましくもある寅子だったが、どうやら彼女の法廷デビューには色々な思惑が絡んでいた模様。
実は最近、久保田は結婚したばかり。男性は徴兵されてどんどん戦争に行ってしまうので、社会機能を維持していくには女性が様々な役割を担わなければならない。つまり久保田は、国民総力体制のイメージ戦略に利用されたのである。
複雑な心境のまま法廷を後にする寅子。するとそこに、花岡(岩田剛典)が姿を現した。仕事の都合で東京に来ていたという花岡。なんと彼の隣には、婚約者の女性が並んでいた...。
さすがの寅子も、これにはショックを受けた様子。この件が決定打となり、ついに寅子も結婚しようと決意を固めたのだった。
「花岡の婚約」はSNSでトレンド入りするほど大きな注目を集め、視聴者からは「衝撃の展開すぎて動揺を隠せない」「唐突でビビる」「花岡、そこに愛はあるのかい?」「花岡さんは 運命の人ではなかったんだ...」など驚きの声が相次いでいた。