不幸は事故 幸せに備えよう
人は幸せを考えるより、不幸を考えるほうが得意です。
「万が一に備える」という言葉がまさにそうで、これは万が一の悪い出来事に備えておけば安心だよ、ということですよね。
「備えあれば憂いなし」も同様。
しかしここで考えて欲しいのは、幸せな出来事より、万が一の悪い出来事が起こるほうを「前提」としてしまっていませんか? ということなんです。
幸せになることを「前提」にして、不幸なことは「事故」くらいでいいと思うんです。
「私は事故に巻き込まれる人なんです」なんて思い込まなくて良いですよね?
飛行機に乗ってハイジャックに遭遇することはほぼありません。
飛行機が墜落することもほぼありませんよね?
あなたの人生で万が一の最悪な不幸も、それくらいの割合だと思っていいと思うんです。
むしろ、幸せになるほうに備えてみてください。
ついつい「〇〇をやってみたいな、でも失敗したらどうしよう。失敗したら誰かに笑われる、恥をかく、凹む、傷つく、悲しい気持ちになる。なら、〇〇をやらなければ失敗もしないし、笑われないし、恥をかかないし、凹まないし、傷つかない、悲しい気持ちにもならない。そのほうがいいや。やめよう」と不幸を考えて諦めてしまう人もいるかもしれません。
でもね、〇〇をやったことで、失敗するかもしれないけれど、すぐには成功しないかもしれないけれど、その経験から成長を必ず感じられます。
笑われて恥をかくかもしれないけれど、そんな人とは関わらなくていい。
あなたのサポートをしてくれる人、応援してくれる人にも出会えます。
失敗しても凹んでも傷ついても、あなたの魅力は変わらない。
むしろ輝きます。
失敗した人は失敗した人に優しくなれます。
痛みがわかる人になれます。