年を重ねてくると、普段のメイクも悩みの種。「若い頃と同じメイクをしても似合わない!」と悩んでいる人も多いですよね。ファッションと同じように、メイクも年齢によって似合うものが変化していくもの。今回は、40代・50代にぴったりのメイク術を見ていきましょう。
メイク更年期の女性にはマスカラ下地が必須!?
4月11日放送の「あさイチ」(NHK)には、カリスマメイクアップアーティスト・山本浩未さんが登場。メイク更年期でお悩みの人におすすめの"アイメイク"を教えてくれました。
まず注目するのは"マスカラ"の塗り方。ビューラーは根元に1度だけあて、まつげを上にカールさせます。しっかりとカールがついたらマスカラ下地をつけ、痩せたまつげを太く長く見えるよう演出。まつげがびっしり生えているように見せるため、黒目の上にアイライナーを引きましょう。
下準備が済んだら、ここでようやくマスカラの登場。塗るときはまつげの根元までブラシを入れ、小刻みに動かしながら塗ってマスカラ液をよく絡ませるのがポイントです。仕上げにブラシをたて向きにして、黒目の下だけにマスカラをのせたら完了。すっぴんよりも大きくて丸い目が完成しますよ。
続いては"眉毛"。最初に眉山を決めて、眉尻までを描いていきます。このときに大事なのは、眉の下側のラインを描き足すこと。まぶたの幅を狭め、若々しい印象に仕上げてくださいね。眉頭を描くのは1番最後。ブラシには何もつけず眉から鼻筋に向かってブラシを動かし、自然に仕上げたら完了です。
ネット上では「自然なのにきれい!」「目力がアップしたみたい」など絶賛の声が続出。今までうまくメイクできずに悩んでいた人も、ぜひ挑戦してみては?
夏はメイクの悩みがさらに増加!?
急激に暑くなるこれからの季節は、メイクも普段より一苦労。過去にマーケティング情報サイトが行ったアンケートでは、夏メイクに関する女性の悩みが明らかになりました。
さまざまな世代の女性に「夏メイクの悩みはなんですか」と聞いてみると、全世代で最も多かった回答は「化粧崩れしやすい」。しかし2番目に多かった回答を見てみると、世代別にさまざまな結果が見られました。20代、30代の2位は「あぶらっぽさ・肌のテカリ」でしたが、40代以降では「冷房で乾燥する」がランクイン。ネット上でも「カピカピに乾いてベースメイクにひびが入りそう」といった声が上がっています。
きれいな肌を保つためには徹底した保湿が必須。日中もミストタイプの化粧水を持ち歩くなど工夫して、肌の乾燥を防いでくださいね。
文/藤江由美