スマートフォンを便利に使いこなしていますか? 基本機能以外は使っていない、という人も少なくないかもしれません。今回は、20年にわたって携帯電話業界を取材し続けているジャーナリストの村元正剛さんに、「メルカリのはじめ方」について教えていただきました。初心者向けにアプリのインストールから利用者登録までを詳しく紹介します。
お家にあるものが売れる!
メルカリのはじめ方
必要なのはスマホだけ。まずは利用登録をしましょう
読者のみなさんから「メルカリをやってみたい」という声をいただいています。
メルカリは、インターネットを介して不要品を売買できるサービス。
衣服やコスメ、雑貨、書籍、家電など、さまざまなものが売買されています。
メルカリの利用にはスマホ(※1)が必要です。
スマホに専用のアプリ(※2)を入れて、利用登録(無料)をすれば、その日から利用できます。
商品を購入する場合、代金はクレジットカード、銀行振り込みなどで支払えます。
自分が出品した商品が売れた場合は、販売手数料(10%)が引かれた金額を受け取れます。
今回の記事から9回にわたって、メルカリの使い方を紹介していきます。
誌面には、読者の方にもご登場いただき、実際に売買されたお話を紹介します。
興味のある方は、ぜひ一緒にやってみてくださいね。
※1 スマホは大きく分けて、iPhoneとAndroidの2種類があります。Androidは、京セラ、サムスン、シャープ、ソニー、FCNTなど、多くのメーカーが製造しています。
※2 アプリ:スマホやタブレットで使う機能のこと。購入後に、使いたいアプリを追加することもできます。
メルカリとは?
「メルカリ」は、インターネット上のフリーマーケットのようなもの。不要になった衣服や雑貨、書籍などを出品して売ったり、他の人が出品したものを購入したりできます。利用にはスマホが必要です。
《この連載では読者の方も実際に売買します》
Iさん
メルカリには久しぶりに挑戦。「使わなくなったものを必要な人に使っていただきたいです」。
Tさん
メルカリ歴は5年。「フリーマーケットの感覚で気軽に楽しんでいます。まだまだ勉強中です」。
タップとは、画面上の記号や項目を指先で軽く1回たたく基本操作です。
操作手順の説明に用いている画面は例です。
機種によって表示される画面が異なる場合があります。
スマホにアプリを入れましょう
メルカリを利用するにはアプリ(無料)が必要です。iPhoneは「App Store」、Androidは「Playストア」に進み、「メルカリ」と入力してアプリを探してインストール(※3)しましょう。
※3 インストール:インターネットからスマホにダウンロード(入手)したアプリを使える状態にすること。
名前を入力して利用登録をします
(1)「メルカリ」アプリを起動して、新規登録の方法を選びます。iPhoneは「Appleでサインアップ」、Androidは「Googleで新規登録」を選択すると、メールアドレスを入力する手間が省けます。
「久しぶりにアプリを入れたのですが、すぐに使えました」(Iさん)
(2)会員登録情報の入力画面が表示されます。ニックネームには、本名ではなく、メルカリで使いたい名前を入力しましょう。入力を終えたら「次へ」をタップ。
「ニックネームでやりとりできるから安心です」(Tさん)
(3)続いて表示される画面で、自分の氏名と生年月日を入力。これらの情報が他の利用者に見られることはありません。入力を終えたら「次へ」をタップしましょう。
【メルカリのコツ】
メルカリは偽名では登録できません。必ず本名を登録しましょう。ですが、実際のやりとりにはニックネームを使います。「匿名配送」を使えば、売買する相手に、自分の名前や住所などを知られることなく利用できます。
(4)次に、自分が使っているスマホの電話番号を入力し、「次へ」をタップ。
(5)SMS(メッセージ)に4桁の暗証番号が通知されます。その番号を入力し、「認証して完了する」をタップ。
(6)「メルカリ」アプリのホーム画面(基本画面)が表示されます。右上のチェックマークをタップしましょう。
「やることリスト」が表示されます。指示に従って、メルカリから届いたメールを確認しましょう。
(7)メルカリから届いたメールを開いて、「メールアドレス認証」をタップ。これで、メルカリを使えるようになります。
文/村元正剛 イラスト/サノマキコ