過去のできごとが蘇って怒りが湧いたら...まずは自分を責めないこと/あなたの「しんどい」をほぐす本

今あなたが怒りを感じているのは、怒れるような状況になったから。当時よりも安全な環境になって、やっと怒りの感情が出せるようになったということです。

だから、「今もまだ怒っている」なんて自分を責めないでおきましょう。

これまでひたすらに「自分のせいだ」と思って生きてきた人が、相手に怒りを感じられるようになったならそれは前進です。

自分の気持ちに蓋をして我慢して生きてきた人が、過去に対して怒りの感情が出せるようになったならそれもまた前進です。

まずは、怒っている自分を否定しないこと。「過去に起こるようなことがあったのだから、怒っていいんだよ」と、自分の気持ちを認めましょう。

怒りは、否定されるとますます膨らみます。

だから「怒っている自分が嫌い!」「怒りたくない」と思う人ほど、まずは怒っている自分を認めて受け止めてみてください。

その方が早く怒りを手放せますよ。

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※この記事は『あなたの「しんどい」をほぐす本』(著:Poche 、イラスト:もくもくちゃん/KADOKAWA)からの抜粋です。

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