TAC出版から、2022年11月25日に『今日着る服がない!を解決する魔法の呪文』が発売されました。
本書は、人気WEB SHOPハチテンの店主・佐藤加奈子さんによる、50歳以上の女性に向けたファッション指南書です。
中年になる過程で通る「クローゼットはパンパンなのに」「何着ていいかわからなくなる」という悩みに、著者による着画とかわいいイラストで、おしゃれに着こなすコツを伝授しています。
洋服のシルエットが気になったり、色物や柄物を取り入れるのが難しくなったりと、年齢と共に服に関する悩みは多くなります。しかし本書を参考にすれば、クローゼットに眠っている服が復活、お気に入りコーデも完成!
例えば、普段着を少しだけオシャレに変えたいときは、顔まわり「ちょい盛りアイテム」がオススメ。ストールやネックレス、ブローチを足して、コーデのアクセントにしましょう。
トップスを着たときの「似合う」「似合わない」はネックラインで判断できます。例えば、スタンドカラーや首のつまったものは似合っても、鎖骨が見えるくらい開いているものはNGだったり...。逆もまたしかりで、人によって似合うものが違うので、色んなパターンを試して答えを見つけましょう。
ワンピースを着るとお腹がぽっこりして見える...そんなときはトップスからインナーの袖を1センチだけチラ見せして。すると視線が袖にいくので、気になるウエストは目立たなくなります。
重ね着や靴下の色で迷ったときは「とりあえずグレー」に!「年齢的にもう派手かな?」と思っている色物や柄物のアイテムも、グレーを合わせてみれば「あれ?まだいけるかも」と思うはず。
『今日着る服がない!を解決する魔法の呪文』は、Amazonを含むオンライン書店や全国書店にて発売中なので、気になった方はぜひチェックしてみてください。
目次
1章 年齢を重ねたからこそ受け取れるギフト
1 おかえり似合わなかったあの服
2 顔まわり「ちょい盛りアイテム」が大人の常備薬
3 おしゃれスランプは定番マイナーチェンジで乗り切る
4「艶期」それはカジュアル派30代に訪れる大きな壁
5 ファッションがよみがえる40代の「無味無臭期」
6 50代は自分の好きを再確認する「集大成期」
2章 苦手を克服するひとさじの工夫
7 似ているようで違う 「こだわり」と「決めつけ」
8 首元1cmのレフ版効果絶大なり
9 体型や顔の「難」はその人の魅力
10「コスプレ」と思って着ればおしゃれが磨かれる
11「似合う」「似合わない」はネックラインを注視せよ
12 乙女要素は肩下5cmまでに集約させよ
13 似合わない服はインナーでゴマカソー
14 スポーツ&アウトドア服は機能性だけを拝借
15 困ったときはやっぱりデニム様
16 敬遠しないで ノースリーブワンピのすゝめ
17 袖から1cmがお腹ぽっこりをカバー! ?
18 プリントはカードサイズまで
19 私=コレ、という「キャラ立ちアイテム」を見つける
20「~したらやる」は永遠にやってこない
3章 色を制する者、ファッションを制す
21 迷ったら「とりあえずグレー」が合言葉
22 手っ取り早くおしゃれに見せたいなら「色の重心」を下に
23 好きなのに似合わない「片想いカラー」は顔から離す
24 物足りないコーデは5%の差し色で垢抜ける
25 夏こそ黒 冬こそ白
26 冒険カラーを取り入れるなら凸凹生地で
27 冬と夏では白が違う
4章 シルエット方程式
28 目指すのはポッコリ山の9合目
29 エプロンワンピはただのエプロン ワンピースは割烹着
30 おや...薄手のニットが似合わない... ?
31 気づいてますか? 他者の目線は360 度全方位
32 ソックス3cm見せがのっぺりを救う
33 華奢に見せたいなら袖も裾も無造作ロールアップ
34 ボトムスのシルエットを「腰位置」で調整する
35「前下げ」「外上げ」の方程式
36 丈が短いなら足せばいいじゃない
37 50代からは身体が泳ぐ「ちょいユル服」
38 ベーシックに1割だけ「ガーリー」
39「前後差」のあるシャツ最強説
40 同じアイテムでも時代によって微妙に違うのです
5章 なりたい! なれます! 買い物上手
41「着回し」という概念を手放せよ
42 ベストってほんとベスト
43「おトク」で手に入れたワクワクは一瞬だけ
44 3つの「基準靴」を決めればコーデはグッとラクになる
45「ちゃんとした服がいる日」は突然に
46「ごひいきアイテム」は大量買いを許可します
47 ダメダメな自分を助けてくれる「ちゃんと見えるズボラ服」
48 薄いの? 厚いの? どっちつかずの生地 いちばん使える子
49 好きな服がわからなくなったら直感を信じてみて
50 ときにはパターンをぶち壊す!
chit-chat~サトウのおしゃべり~
「いい子」の私ができるまで
ムスメのことと仕事が私を救ってくれた話
販売という仕事との出会い、私の変化
似合う服の見つけ方は、自分を知ることから