被害に遭っても裁判にかかる手間の多さから、泣き寝入りしたり、納得のいかない条件で示談したりする人が多い中、絶対にあきらめなかったのが「ダメ彼を訴えます!! ~殴られたので裁判しました~」の著者、二星星。年下の彼に顔面を殴られ、鼻骨を折る大けがを負わされた著者が、遅々として進まない捜査に怒り、煩雑な裁判の手続きに悲鳴をあげながらも、「望む結果」を勝ち取るために突き進んでいく姿に勇気をもらえます。
書面で星との関係を否定してきた淳。このまま書面でのやり取りだと、相手が星の主張を否定するだけの不毛なやり取りになってしまうことを危惧した河村弁護士は、星の母親を証人にした、証人尋問を提案します。そこで主張する証拠もある、もしかしたら母親が裁判のカギになるかもと、河村弁護士はニヤリと笑います。
※本記事は二星星著の書籍『ダメ彼を訴えます!! ~殴られたので裁判しました~』から一部抜粋・編集しました。
【前回】証拠を否定しあう書面での答弁は不毛⁉「よし、法廷で会おう」
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