被害に遭っても裁判にかかる手間の多さから、泣き寝入りしたり、納得のいかない条件で示談したりする人が多い中、絶対にあきらめなかったのが「ダメ彼を訴えます!! ~殴られたので裁判しました~」の著者、二星星。年下の彼に顔面を殴られ、鼻骨を折る大けがを負わされた著者が、遅々として進まない捜査に怒り、煩雑な裁判の手続きに悲鳴をあげながらも、「望む結果」を勝ち取るために突き進んでいく姿に勇気をもらえます。
メールに残っていた結婚を匂わせる言葉を武器に、「傷害事件による婚約破棄の損害賠償」で淳を訴えた星。しかし、淳から帰ってきた答弁書には「婚約はしていない。だから賠償には応じない」と、今までの星と淳の関係をすべて否定する内容が書かれていました。心をへし折られた星は、戦うことができるのでしょうか...。
※本記事は二星星著の書籍『ダメ彼を訴えます!! ~殴られたので裁判しました~』から一部抜粋・編集しました。