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あなたは自分の時間を有効に使えていますか?
仕事時間を1日10分短縮できたとすると、1年間で40時間の短縮になります。すると5年で200時間、そして10年では400時間も短縮できるのです!
時短術の集大成となる1冊「時短術大全」から、ビジネスに役立つテクニックを連載でお伝えします。
未来のために、今できる小さなことから始めてみましょう!
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前の記事「入浴タイムをアイデア発想や勉強の時間に~短時間で成果を生む勉強法/時短術大全(28)」はこちら。
◎短時間で成果を生み出す勉強法
1.電車内は本や新聞などインプットのための媒体を読む
電車などの移動時間は、ちょっとした作業を行うことで有効に使いたいが、特に15分以上のまとまった移動時間があるときには、SNSなどをチェックして無為に時間を過ごすことは絶対に避けなければいけない。
まとまった移動時間が取れるときには、自分の価値を高めるためのインプットに費やすことが原則だ。本や新聞など、時間をかけて向き合わなければ新たな発見が得られない媒体を読むことで、仕事で成長するきっかけを見つけたい。
2.新幹線は「のぞみ」ではなく、あえて「ひかり」を使う
新幹線での移動は、スピーディーで効率がよい。ところが、速い「のぞみ」ではなく、あえて「ひかり」を使う人もいる。これは、どうしてなのだろう。
移動中の電車の中は、上司や同僚に邪魔されることもないので、仕事や勉強がはかどるもの。ましてや新幹線は座席が広いのでパソコン操作もしやすく、落ち着いたビジネスタイムを持つことができるし、疲れているときはリラックスもできると好評である。この時間を大切にしたいので、わざわざ「ひかり」に乗るのだという。
一見、時間のロスに思える行動でも、実はその反対で、上手な時間の使い方をしているという場合もあるのだ。
3.人の意見に振り回されて考えがまとまらない場合は、情報を「遮断」する
仕事を行ううえで人の意見を聞くことは非常に重要である。ただ、人の意見に頼っている限り、その意見に振り回されることからも解放されることはないだろう。
さまざまな意見を聞いた結果、考えがまとまらなくなってしまうという残念な結果に陥らないよう、最後には自分で決めるという覚悟を持たなければならない。
そのときに重要になるのが、情報を「遮断」する勇気である。情報源を信頼できる人物や書籍など数件に絞り込み、ある程度意見を集めたら、これを自分の価値観や基準と照らし合わせて、賛成・反対などの決断を下すことが肝心だ。
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(生産性改善会議 / KADOKAWA)
本書は仕事に関する時短術を集めた、集大成となる1冊。時間の使い方が圧倒的にうまくなる411のテクニックを集めました。仕事が早いか遅いかは、知っているか知らないかの違いだけ。時短術を活用することで、少しずつ自分の時間は増えていきます。そして、その効果は必ず将来あらわれます!