プロが薦める「ぐっすり寝のための寝具のポイント4つ」。寝ても疲れがとれないなら寝具が原因かも!

<ポイント3>
寝姿勢で枕の選び方は変わります
「枕の選び方の基本は、横になったとき、後頭部から首にかけてのすき間を埋めるものが理想です。しっかりフィットしない枕を使い続けると、首や肩の痛みやコリなど、不調の原因につながることも」 下記で、寝姿勢別におすすめの枕をチェックしましょう。

■あお向け寝・横向き寝は両サイド高めを
あお向け寝・横向き寝の場合、寝返りがラクにできるものが大前提。真ん中が低く、両サイドが高い枕で、寝返りがスムーズにできるものを。首の後ろがフィットするかもチェック。

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■うつぶせ寝なら枕は極めて低く
うつぶせ寝の場合、枕はなしでもOK。呼吸をしやすいのがメリットですが、首に負担がかかりやすいので、クッションやタオルを置いて、頭を安定させる工夫を。

■横向き寝が長い人は抱き枕を活用
横向きで寝る時間が長い人は抱き枕を使うと、胸がつぶれず、腕と肩もラクに眠れます。抱き枕を抱えて寝ることで、背中に風が通り、蒸し暑さの軽減にもなります。

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<ポイント4>
残暑でも寝巻きは長袖が正解
「寒暖差が大きくなるいまの季節は、早めに長袖・長ズボンの寝巻きに着替えて、就寝中も冷え対策を」と三橋さん。薄着で寝ていると、寒暖差に体が追いつかず、思わぬ不調を招きやすくなります。 寝巻きは柔らかくて動きやすい、保温性のあるものを選んで。

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取材・構成・文/宝田真由美(オフィス・エム) イラスト/楠木雪野
※この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2025年10月号に掲載の情報です。

 

<教えてくれた人>

快眠セラピスト・睡眠環境プランナー 三橋美穂(みはし・みほ)さん

1万人以上の眠りの悩みを解決してきた睡眠のスペシャリスト。全国での講演活動の他、寝具や快眠グッズのプロデュースも手がける。著書に『オトナ女子の不調と疲れに効く 眠りにいいこと100』(かんき出版)ほか多数。

この記事は紙&WEBマガジン『毎日が発見』2025年10月号に掲載の情報です。

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