◆カチカチ山なねこ その2

◆元となったむかしばなし
カチカチ山
むかし、あるところにいたずらばかりする狸がいました。そのいたずらのひどさに困り果て、みんなはうさぎに相談をします。
うさぎはさっそく狸のもとに向かいました。
狸に薪を背負わせると、カチカチと火打ち石を鳴らし、「これはカチカチ山に住むカチカチ鳥の鳴き声だから気にしないで」とごまかしながら火をつけたり、狸の火傷した箇所に薬と嘘をついてからしを塗ったり、漁に誘って狸を泥舟に載せて溺れさせたり...。
うさぎにさんざん懲らしめられた狸は反省し、いたずらをしなくなったのでした。










