『ねこむかしばなし』

◆天の岩戸なねこ

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◆元となったむかしばなし


天の岩戸
むかし、天照大神という太陽を司る神様がいました。天照大神は弟のスサノオの傍若無人な振る舞いに疲れ果て、天の岩戸に身を隠してしまいます。
太陽を司る天照大神がいなくなったので世界は徐々に暗くなっていきました。
このままではまずいと思ったほかの神々は、天の岩戸から天照大神を出てこさせるための策を考え、天の岩戸の側で楽しそうに宴会をすることにしました。
岩戸越しに楽しそうな声を聞いた天照大神は何が起こっているのか気になり、顔を覗かせます。こうして天照大神は捕まえられ、外に出てきたため、世界は再び明るさを取り戻しました。
喜ぶ神々を見た天照大神は再び太陽を司る神として職務を全うするのでした。

 
※この記事は『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)からの抜粋です。

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