『ねこむかしばなし』

◆オーディンとねこ

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◆元となったむかしばなし


オーディン
オーディンは巨人ユミルを倒して世界を創った神様です。オーディンは知恵を授かる泉の水を飲むために片目を差し出すほど知識欲旺盛でした。ですが、知恵を得たことで、神々や世界がやがて巨人族によって滅ぼされると知ります。
オーディンはその未来を避けるためにもっと知識を得ようと、世界樹に自分を槍で刺して縛り付けました。
苦行をこなしたオーディンは魔力を秘めたルーン文字を授かります。さらに知識だけではなく、勇敢な人間をヴァルハラに集めて巨人族との戦いに備えました。ラグナロクと呼ばれる終末の日に向けて、オーディンはあらゆる手を尽くしましたが、ラグナロクを回避できず、自身も巨大な狼に殺されてしまうのでした。

 
※この記事は『ねこむかしばなし』(ぱんだにあ/KADOKAWA)からの抜粋です。

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