『猫と幸せに暮らすための教科書』 (松本勇祐(著)、野澤延行(監修)/KADOKAWA)第6回【全10話】
生活に潤いを与えてくれる猫たち。しかし、健康で幸せに暮らしてもらうためには、猫たちに関する正しい知識を身に着けておくことが大切。でないと猫たちは太ってしまったり、ストレスを抱えてしまいます。そうなりたくないという人、そして初めて猫を飼う人におすすめしたいのが、『猫と幸せに暮らすための教科書』(KADOKAWA)です。猫好きの獣医師・野澤延行さんが「爪とぎ」や「喉をゴロゴロ」などの行動の正しい理由をはじめ、猫と暮らすうえでためになる知識が詰め込まれています。
※本記事は松本勇祐(著)、野澤延行(監修)の書籍『猫と幸せに暮らすための教科書』(KADOKAWA)から一部抜粋・編集しました。
ノーズタッチは「挨拶」
猫の聴力と嗅覚は優れています。嗅ぎ分ける能力は人間の数万〜数十万倍。そして人間のように挨拶を重んじ、猫同士のにおいチェックでは、鼻と鼻を合わせて(ノーズタッチ)相手を確認します。指に鼻をくっつけたり、飼い主のにおいを嗅ぐ行為も猫にとっては挨拶なのです。
まとめ
においを嗅ぐ行為は、猫なりの挨拶。
挨拶がわりに「においを嗅ぐ」。猫は、嗅ぐ生き物ともいえます。