【節約アドバイザーの和田由貴さんが指南】家計応援!「シャワーで節約する方法6」

環境で節約する

(9)浴室の窓も寒さ対策

【節約アドバイザーの和田由貴さんが指南】家計応援!「シャワーで節約する方法6」 2310_P008-009_08.jpg「夏場に浴槽に張った湯の温度が下がらないのは、浴室そのものが暖かいため。冬は浴室の温度が下がらないよう、浴室の窓や脱衣所との間のドアにも防寒対策を施しましょう。複層ガラスや二重窓に替えるのが一番ですが、気泡緩衝剤(商品名はプチプチなど)を張って断熱してもOK 。気泡緩衝剤を用いる場合は、サッシまで隙間なく覆うとより効果的です」(和田さん)

(10)浴室にはバケツを常備

【節約アドバイザーの和田由貴さんが指南】家計応援!「シャワーで節約する方法6」 2310_P008-009_09.jpg「風呂場と給湯器の位置が遠いと、シャワーの栓をひねってからお湯が出てくるまでに時間がかかります。でも、冷たい水をそのまま捨ててしまうのはもったいないですよね。そんなときに活躍するのがバケツです。バケツを浴室内に用意し、そこに水をため、洗濯や掃除、庭の水やりなどに有効活用しましょう」(和田さん)

(11)浴槽の掃除はアクリルスポンジで

【節約アドバイザーの和田由貴さんが指南】家計応援!「シャワーで節約する方法6」 2310_P008-009_14_W500.jpg【節約アドバイザーの和田由貴さんが指南】家計応援!「シャワーで節約する方法6」 2310_P008-009_15.jpg「入浴後に浴槽を掃除する際、洗剤を使わずにきれいになるアクリルスポンジ等を利用すると、洗剤の泡をきれいに流すために使う湯を減らすことができ、節約につながります。毎日浴槽を洗っていれば、サッとアカを落とすだけで済むので洗剤いらず。洗剤代も節約できますよ」(和田さん)

「高断熱浴槽」や「高効率給湯器」への買い替えも検討を

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「リフォーム費用はかかりますが、保温性の高い浴槽に替えたり、給湯器をより効率の良いものに買い替えたりすることで、省エネ効果が高まり光熱費がグンと節約できるようになります。『給湯省エネ事業』や『長期優良住宅化リフォーム推進事業』など、国からの補助金も利用できる場合もあり、思っている以上にお得にリフォームできることも」(和田さん)

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※金額算出の詳細は東京ガスのウェブサイト「ウルトラ省エネブック」を参照

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※40度の湯を6時間放置し追い焚きした場合を通常浴槽と比較、1日1回×365日として算出

※本企画に掲載した節約金額は「東京ガス 都市生活研究所『ウルトラ省エネブック』」を参照しています。

構成・取材・文/和栗 恵 イラスト/楠木雪野

 

<教えてくれた人>

節約アドバイザー
和田由貴(わだ・ゆうき)さん

日本女子大学家政学部卒業。消費生活アドバイザー、環境カウンセラー、省エネ・脱炭素エキスパート等多数の資格を持ち、暮らしや家事の専門家として活躍中。

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