【大人の地図遊び】新幹線からも見えるあの景色!複雑な入江が美しい「巨大な湖」

『#クイズ空から見たら 日本地図に強くなる頭の体操』 (今尾恵介/KADOKAWA)第4回【全8回】

飛行機の窓からふと下を眺めたとき、見慣れたはずの日本の景色が、全く新しい表情を見せてくれることがあります。そんなワクワクする瞬間を一冊の本に凝縮したのが、『#クイズ空から見たら 日本地図に強くなる頭の体操』(KADOKAWA)。ページをめくると現れるのは、空から捉えた日本の絶景写真です。特徴的な海岸線や見覚えのあるお城、街のシンボル......。手がかりを見つけ、想像して、最後は地図と照らし合わせて納得! 解説は、地図研究家の第一人者・今尾恵介さん。ただのクイズで終わらず、「なぜここはこんな形をしているのか?」といった地理の深いお話まで楽しめます。

※本記事はゼンリン、今尾 恵介 (著)による書籍『#クイズ空から見たら 日本地図に強くなる頭の体操』から一部抜粋・編集しました。

問題(初級★☆☆)

いくつもの入江をもつ湖。わずかなすき間で海とつながっていますね。
この湖の名前をお答えください。

【大人の地図遊び】新幹線からも見えるあの景色!複雑な入江が美しい「巨大な湖」 #クイズ空から見たら-19-1.jpg

【ヒント】切れた部分の上側に新幹線が通っています。






答え

浜名湖(静岡県浜松市ほか)

【大人の地図遊び】新幹線からも見えるあの景色!複雑な入江が美しい「巨大な湖」 040-7.jpg

解説

ほぼ北が上になっているし、地図を見慣れていない人でも正解できたかもしれません。遠い昔は入江だったそうで、そこに遠州灘の砂州が伸びてきて湖になりました。その後は淡水湖となりましたが、明応地震(1498年)の津波と高潮で砂州が切れ、海水が出入りするようになって汽水湖に。新しく切れた部分は、まさに今切れたばかりということで、それ以来「今切口」と呼ばれています。

湖の成り立ちの過程で地形が沈む「溺れ谷」となったため入江がいくつもできました。このうち左上に独立して見えるのが猪鼻湖(浜名湖に含まれる)、その右手が引佐細江(いなさほそえ)で、その境目を東名高速道路が渡っています。ヒントに書いた新幹線は弁天島のいくつかの四角い島伝いに通っていますが、写真が切れた左手少し先が東京~新大阪間のちょうど中間地点。

 
※本記事はゼンリン、今尾 恵介 (著)による書籍『#クイズ空から見たら 日本地図に強くなる頭の体操』から一部抜粋・編集しました。
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