『#クイズ空から見たら 日本地図に強くなる頭の体操』 (今尾恵介/KADOKAWA)第2回【全8回】
飛行機の窓からふと下を眺めたとき、見慣れたはずの日本の景色が、全く新しい表情を見せてくれることがあります。そんなワクワクする瞬間を一冊の本に凝縮したのが、『#クイズ空から見たら 日本地図に強くなる頭の体操』(KADOKAWA)。ページをめくると現れるのは、空から捉えた日本の絶景写真です。特徴的な海岸線や見覚えのあるお城、街のシンボル......。手がかりを見つけ、想像して、最後は地図と照らし合わせて納得! 解説は、地図研究家の第一人者・今尾恵介さん。ただのクイズで終わらず、「なぜここはこんな形をしているのか?」といった地理の深いお話まで楽しめます。
※本記事はゼンリン、今尾 恵介 (著)による書籍『#クイズ空から見たら 日本地図に強くなる頭の体操』から一部抜粋・編集しました。
問題(初級★☆☆)
小さな湾が2つ、その向こうには陸に近い島も。ここはどこでしょう? 手前の湾の市町村名でお答えください。

【ヒント】太平洋側ですね。よく見ると御用邸も!
答え
神奈川県逗子市(島は江の島)

解説
知っている人は即答ですが、知らないと難しいかもしれません(どの問題もそうですけど)。2つの小さな湾の形と、その少し向こう側に見える島がヒントになります。向こう側の湾は鎌倉市の材木座海岸から由比ヶ浜、手前側が逗子市の海岸。その手前が葉山町で、御用邸の森も黒々と見えています。鎌倉幕府が、三方を山に囲まれた海沿いのこの地に置かれたのもなるほどと納得、できるかな。
向こうの島は江の島で、沿岸流に運ばれた砂が堆積して陸に繋いだトンボロ(陸繋砂州)で知られています。その対岸も含めて藤沢市で、辻堂の海岸から茅ヶ崎へと続いています。ずっと向こうには相模川がまっすぐ海へ注ぎ、たなびく雲の下は丹沢山地。
「江の島のトンボロが現れるのは、春から夏の干潮時です」








