吸水性がよく、汗をかく季節にうれしい木綿地。
素肌にさらりと着られる2枚の夏のブラウスは、えりも丈も、身頃の形も一緒。上の写真はノースリーブ。
下の写真はそれにフレア袖を付けてアレンジしています。
雰囲気が違う理由は、袖や柄の他に素材選びにも。肌なじみがよく張り感のある木綿の浴衣地(上の写真)はすっきり。
薄手の絹の小紋地
(下の写真)なら、フレア袖や裾が動くたびに揺れる柔らかいシルエット。布そのものの個性を生かせるのもきものリフォームの魅力ですね。
作る手順は袖以外は同じ。きもの地の身頃を直線ぬいでぬいつなぐだけですから作ってみて。
フレア袖の広がりが何よりの魅力。袖付け位置でタックを寄せています。脇のスリットのおかげで動きやすさも抜群。
ノースリーブか、フレア袖を付けるか...。
2枚のブラウスの違いはそれだけ。
作り方も袖以外は同じです。
詳しい作り方は「毎日が発見」2018年8月号P120~123で説明しています。
取材・文/飯田充代 撮影/中島繁樹