春の訪れに合わせ、きもの地の光沢と柔らかさを生かした絹のスヌードで、おしゃれに暖かさをプラスしませんか？ 今回は、小物作家の渋沢英子さんにきもの柄を活かして作る絹のおしゃれ小物を教えていただきました。
この記事は月刊誌『毎日が発見』2024年1月号に掲載の情報です。
きものの柄を生かして作る
絹のおしゃれ小物
＜スヌード＞
これからは気持ちが春に向かい始める頃です。
きもの地のスヌードでおしゃれをしませんか？
絹地は光沢があって手触りしなやか。
薄手だけれど、細い糸の間に空気をはらむので意外と保温性もあります。
どちらも四角い布をぬい合わせて輪にするだけなので簡単。
ふんわりと巻けば顔も明るく映ります。
花柄のリバーシブル
表地は濃いピンクの花柄で、裏地は淡いピンクのモアレ模様。2枚をぬい合わせたリバーシブルタイプなので、首に巻くと両方の柄が見えて素敵です。
布をひねって表裏を見せます
輪にぬう際に1回ひねっているので、胸元に自然にウエーブができ、ボリューム感たっぷりです。
淡いピンク色のほうを表側にすると、また違う表情になります。布をくしゅくしゅっと寄せたり、広げたりして、思い思いに巻き方を変えて楽しんでください。
シンプルなロングタイプ
輪の1周の長さは約210cm。長いのでいろいろな巻き方を楽しめます。上の写真は2回巻きにしたもの。片方を短く、もう片方を長くして、きもの地をゆったりと見せています。
きもの地を輪にぬうだけ
とてもシンプルな形。色柄と絹地の光沢がひときわ映えます。
3回巻くときもの地が首周りに集まって、暖かさ満点。布のドレープも際立ちます。
輪を首に掛けて結べば、大きなネックレスのよう。きっと視線が集まります。
