"実のなる植物"のおすすめ7選 秋~冬の寄せ植えの楽しみ方(2)

秋から冬の季節を、実を鑑賞する植物で彩ってみませんか? これらの植物はこれからの季節が本番。赤、ピンク、青、黄などさまざまな色の実がお部屋を明るくしてくれます。育てやすく、おすすめの植物を、国営昭和記念公園で植物管理を担当する"いでG"に教えてもらいました。

前の記事「実のなる植物は手がかからない! 秋~冬の寄せ植えの楽しみ方(1)」はこちら。

手がかからない実のなる植物7選

以下の7種のほか、クランベリー、正月の寄せ植えの実物植物の定番としてセンリョウ、マンリョウ、カラタチバナなどもおすすめです。

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チェッカーベリー

[樹高] 10~20㎝

[特徴] 常緑低木、耐寒性、耐陰性があり、風通しの良い日陰で育てます。鉢植え、プランター植え、庭植え、グランドカバー(地表を覆う植物)として楽しめます。乾燥に弱いので鉢植えは、夏は水切れに注意します。常緑樹ですが寒さが増すと葉も赤くなります。寄せ植えでは手前に配置すると鉢の外に実が垂れ下がります。

[開花期] 6月~7月にアセビに似た釣鐘形の白い花が咲く。

[果実] 11月~3月。1~1.5㎝と大きい。

[栽培養土] 酸性土壌を好み、市販のブルーベリー用の土でも可。

 

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ハッピーベリー(和名・真珠の木)

[樹高] 50㎝~1m

[特徴] 日向から半日陰まで植え付けが可能で、暑さや寒さに強く丈夫。実の色が豊富で鉢植えや寄せ植えとして利用され、切り花としても楽しめます。雌雄異株のため、実を楽しむには雄株を一緒に植える必要があります。樹高を低く抑えたい場合、3月ごろ、新芽の先端を摘むと枝が横へ広がりバランス良く茂ります。

[開花期] 5月~7月にスズランに似た小さな壺形で純白の花が咲く。

[果実] 9月~3月。大きさは1㎝ほど。色は白、赤、ピンク、紫と豊富で真珠のように光沢がある。

[栽培養土] 酸性土壌を好み、市販のブルーベリー用の土でも可。

 

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スノーベリー

[樹高] 60㎝~1m

[特徴] 落葉性低木で耐暑性、耐寒性があり暖地でも寒冷地でも庭植えできます。細かい枝がユキヤナギのような株状になり、剪定により低く抑えることができます。鉢植えは春と秋は日当たりの良い場所に。庭木、生垣、鉢植え、寄せ植えの他、実つきの枝は切り花としても利用されます。

[開花期] 7月~9月。白やピンクの花が枝先に穂状に咲く。

[果実] 9月~12月。1~1.5㎝の白い実で観賞期間が長い。赤い実の品種もある。

[栽培養土] 特に選びません。

 

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ビバーナム

[樹高] 60㎝~2m

[特徴] 同じ仲間がたくさんありますが、樹高が低い洋種のティヌスやダビィディーなどを指します。常緑低木で日向を好みますが、半日陰でも育ち、植え付け場所を選びません。コンパクトにまとめたい場合、花後すぐに剪定を行います。品種により樹高もさまざまで庭木、生垣、寄せ植えに利用されます。

[開花期] 3月~4月。花数は多く開花期間も長い。

[果実] 9月~3月。卵形で光沢のある紺色(メタリックブルー)。観賞期間が長いのが特徴。

[栽培養土] 特に選びません。

 

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ヒペリカム(和名・小坊主弟切<こぼうずおとぎり>)

[樹高] 20㎝~1m

[特徴] 同じ仲間にキンシバイやビョウヤナギなど多くの種類があります。落葉性ですが、暖地では常緑。コンパクトにまとめたい場合、3月に地際から20~30㎝のところで剪定します。横にふわっと広がり自然なグランドカバーとなり、いろいろな草花との相性も良いので、寄せ植えや花壇材料としてほかの植物を引き立てます。

[開花期] 5月~7月。小さな黄色い花が1本の枝先に多数咲く。

[果実] 9月~12月。徐々に色濃く大きくなり実の色の変化も楽しい。色は白、赤、ピンク、黄、緑など豊富。

[栽培養土] 鉢植えは市販のブルーベリー用の土が向く。

 

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五色トウガラシ

[草丈] 20㎝前後

[特徴] 実を観賞するためのトウガラシで、品種により実の色や大きさ、実の形がさまざまあります。一年草で、観賞の済んだ実は早めに摘みますが、実は刺激が強いので手入れ後は手を丁寧に洗います。庭植え、コンテナ植え、寄せ植えなど、初秋から晩秋まで魅力的な変化を与えます。花壇や寄せ植えなどのアクセントとして使われます。

[開花期] 6月~7月。白や紫の小さな花が咲く。

[果実] 月~11月。実の形も色も多彩です。

[栽培養土] 特に選びません。

 

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チャイニーズ・ホーリー(別名・クリスマスホーリー)

[樹高] 1~3m

[特徴] 耐寒性常緑低木。濃い緑色の葉と対照的な鮮やかな赤い実がたくさんつき、年末年始にかけて人気で、クリスマスリースの花材として利用されます。雌雄異株で実は雌株につき、販売されているほとんどが雌株で実がつきます。葉や実の色を美しくするためには日当たりが必要。また、水を好むので水切れに注意します。

[開花期] 4月~5月。香りの良い白い花。

[果実] 11月~3月。実は苦く、鳥に食べられることがない。

[栽培養土]  鉢植えは市販のブルーベリー用の土が向く。

 

取材・文/石井美佐 イラスト/望月聖子

<教えてくれた人>
いでG(いでじー)さん
国営昭和記念公園の植物管理担当。

この記事は『毎日が発見』2017年11月号に掲載の情報です。
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