数年前に室内履きとしてはやった布ぞうりが、また話題になっています。動きやすくて素足に優しく、その上、古着や不要な布を活用できるから、"もったいない"心も満たせます。うれしいことがいっぱいの今年の新作を、作り方とともに教えてくれたのは青柳啓子さん。土台にアルミワイヤーを使って、いままでよりらくらく手軽に作れるようになりました。汚れたら、優しく手洗いできます。
真っ白なカーテン地をリメイク!
ぞうり本体には、使わなくなったコットンガーゼのカーテンを使いました。鼻緒は肌触りふんわりの、人気の羊毛フェルト。本体の土台をアルミワイヤーで作っているので、自由に曲げ伸ばしでき、フィット感も抜群です。
鼻緒を花柄にしてかわいらしく!
本体はコットンガーゼ。鼻緒は花柄のリネン地。布花を結び留めた、とっても愛らしい一足です。素足に履いて、ぺたぺた...。足の指全体を使って動けるから安定感もいいのです。
きもの地で作れば、和の趣
着なくなったきもの地で作ったこれは、男性にも似合いそう。鼻緒は古いストールの生地で作っています。寒い季節は5本指ソックスの上に履いてもおしゃれ。
汚れたら、優しく手洗いできます。
布ぞうりの作り方は、『毎日が発見』10月号に掲載しています。写真ですべての工程がわかりますので、お見逃しなく!
関連記事「一度履いたら手放せない! 足にぴったりフィットする「布ぞうり」を【作ってみた】(1)」
青柳啓子(あおやぎ・けいこ)さん
1955年福岡県生まれ。手作り作家として布花、ワイヤークラフト、羊毛フェルト小物などを数多く発表し、雑誌やテレビで活躍。フランスの片田舎をイメージしたアンティークな新築住宅・ラフェルムのプロデュースも手掛ける。著書に『青柳啓子のナチュラルスタイルブック』(オレンジページムック)他がある。