花のモチーフは、長編みと細編みだけで編むので、とても簡単。まずはコースターを作ってそれをつなげたら、めがねケースやポシェットもできてしまいますよ。今回は、あみぐるみ作家のいちかわみゆきさんに、花のモチーフをつなげて作る「めがねケースとポシェット」の作り方を教えてもらいました。
【前回】かぎ針で編む「花のモチーフ」1枚でおしゃれな「コースター」を手作りしよう
4枚つなげてめがねケース
材料
アメリー
コーラルピンク(27)...26g
薄いピンク(28)...4g
黄色(25)...2g
グリーン(14)...2g
ウッドビーズ(直径8mm、穴の径3.5mm)...1個
作り方
コースターと同様に編みますが、5段目の細編みは編みません。中表にして上下を先につなげ、横、底、横の順につなげます。上部は中心から細編みを編み始めて、2段編んだら鎖7目のループを編みます。ウッドビーズを反対側にぬい付けます。
モチーフのつなげ方
1.中表にして角と角を合わせ、鎖の目に針を通す。
2.とじる糸を針にかける。
3.引き抜く。
4.次の頭の目を割るように針を通して糸をかける。
5.糸を引き抜く。これを繰り返す。
6.つながった。
ループの編み方
編み終わりから鎖を7目編み、編み始めのところに針を入れて糸をかけ、引き抜いてとじる。
8枚つなげてポシェット
材料
アメリー
グリーン(13)...40g
黄色(25)...3g
白(51)...8g
濃いグリーン(14)...2g
作り方
コースターと同様にしてモチーフを8枚編む。5段目の細編みは編まない。4枚を中表にしてつなげ、これを2枚作る。さらに中表にして横、底、横の順につなげる。袋状になったら、上部に3段細編みを編む。持ち手は220目2段の細編み。持ち手を本体にぬい付ける。
持ち手の編み方
1.鎖を220目(約105cm)編む。
2.立ち上がりの鎖を1目編み、裏山に細編みを編む。
3.細編みを1段編んで、立ち上がりの鎖1目を編む。
4.編み地を返して、2段目を編む。
5.アイロンの蒸気を当てて、編み地のよりを直す。
6.持ち手ができた。
持ち手の付け方
とじ針に糸を通して、つないだモチーフの横上部分の2段にぬい付ける。
撮影/木下大造 トレース/ウエイド手芸部