鼻水がのどに流れている...?気管支炎や肺炎にもつながる「後鼻漏」とは

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鼻炎などで鼻の調子が悪くなると、一日中息苦しさや不快感がつきまとってしまいます。ですが軽い症状だと甘く見て、病院に行かないまま放置している人も多い様子。今回は、鼻にまつわるトラブルの原因と対処法を見ていきましょう。


放置すると危険な「後鼻漏」

昨年放送された『駆け込みドクター! 運命を変える健康診断』(TBS系)では、鼻のトラブルについて特集。芸能人が悩まされている鼻炎や鼻づまりなどの症状に注目して紹介しています。

俳優の中村昌也さんは慢性的な鼻炎が悩みで、プライベートな時間や寝る時には鼻にティッシュを詰めて鼻水を止めているそう。以前番組に出演した際にはアレルギー性鼻炎と診断され、スギやブタクサ、ハウスダストなど計11種類ものアレルギーが発覚。今回はスタジオで鼻やのどの専門家・山内敏朗先生に診てもらい、「後鼻漏」と診断されました。

後鼻漏というのは、鼻水がのどに流れている状態。のどの奥で鼻水が溜まってしまうと、違和感やせき、たんなどに悩まされることに。さらに鼻水が肺にまで流れると、気管支炎や肺炎、喉頭炎の原因にもなってしまいます。

せきやたんのほかに、口の中が乾燥しやすい、のどに異物感がある、あおむけだとよく眠れないといった症状がある場合、後鼻漏の可能性が大。中村さんの場合はアレルギー性鼻炎の治療が何よりも重要ですが、鼻にティッシュを詰めずにしっかりとかむことで鼻の中の流れを整えることも大切だとアドバイスされていました。


鼻血の原因は「ドライノーズ」!?

歌手である城之内早苗さんの悩みは、頻発する鼻血。番組の収録中や夜寝ているときなど、3カ月の間で3回鼻血が出たと告白しています。考えられる原因は、乾燥や花粉などで鼻の粘膜からうるおいが失われる「ドライノーズ」。鼻水が分泌されず乾いたままだと、鼻の中はかさぶただらけになってしまうのです。

ドライノーズになってしまった鼻は、常にひりひりと痛かったり、鼻づまりや鼻血などの症状が発生。鼻の粘膜は外部からのウイルスを50~80%防ぐバリア機能が備わっているのですが、乾燥して炎症が起きるとバリア機能がなくなり、風邪やインフルエンザといったウイルスに感染しやすくなります。ドライノーズの予防と対処法は、とにかく乾燥を防ぐことがポイント。部屋の湿度は40~60%に保ち、湿らせたガーゼをマスクに入れて着けるとより効果的。

鼻のトラブルを放っておくと、のどや肺にまで影響が。特に高齢者の場合は肺炎のリスクが高まることもあるので、気になったらすぐに対策をとりたいですね。

文/藤江由美

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