まさかあの食材が!?下痢を引き起こす意外な食べ物&予防対策

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電車や試験会場など、「なぜこんなときに...」と思うタイミングで襲ってくる"下痢"。実は食事の摂り方を改善するだけで、下痢になるリスクを抑えられます。そこで今回は「ユルいおなか」の原因と予防対策を徹底リサーチ。


下痢を引き起こす意外な食べ物とは

以前放送された「ためしてガッテン」(NHK)では、"下痢"について特集されました。誰もが一度は経験のある「下痢」。番組出演者の女優・中村玉緒さんも、渋滞する車の中で下痢に襲われた経験をもつひとりです。下痢の原因について質問されたタレント・つるの剛士さんは「2日連続のラーメンですね、油かな?」と回答。一方でタレント・山瀬まみさんは、冷たいものの飲み過ぎを挙げていました。

しかし番組で下痢の原因として取り上げられたのは、私たちが普段から口にしている「パン」。下痢の引き金となる意外な食べ物に、思わずつるのさんは「えー! 嘘でしょ!?」と驚きを隠せない様子でした。では、なぜパンで下痢が引き起こされるのでしょうか。

パンと下痢の関連性を発表したモナシュ大学のピーター・ギブソン先生は、ポイントはパンに含まれている"糖"にあると解説。数ある糖の中には、小腸で分解しにくいものが存在します。パンに含まれている"乳糖""フルクタン""果糖"という3種類の糖も、分解しにくい糖のひとつ。糖が吸収されないまま大腸に辿りつくと、下剤と同じ働きが起きてしまいます。

番組を見ていた視聴者からは、「下痢の原因は糖なのか! って含まれてる食べもの多すぎる」「パン食べると下痢になるって... さすがにガッテンできん」とショックを受ける声が続出していました。


下痢のリスクを軽減させる食事の摂り方

番組では、東邦大学医療センター大森病院・瓜田純久先生が"腸を刺激しにくい食事の摂り方"を教えてくれました。あくまでパンなどの食品は人間の体に必要な栄養源となります。下痢の原因が分かったとしても、バランスよく食事をとることが大切。

瓜田先生が推奨する食事の摂り方は、主に2つあります。まずは"1度に多くの量を食べない"こと。少しずつ分けて食べると、乳糖などの糖でも時間をかけて分解できるため下痢のリスクを軽減できます。また、大豆などの"消化のいい食品"と合わせて食べるのも効果的。消化のいい食品と合わせて食べると、分解しづらい糖が時間をかけて小腸を通過するようになります。すると糖が吸収されないまま大腸に到達することがなくなるので、下痢の予防対策におススメ。

少し意識を変えるだけで下痢のリスクを軽減できるなら、試してみる価値はありますよね。慢性的な下痢に悩まされている人は、まずは食事の摂り方から変えてみてはいかが?

文=藤江由美


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