糖尿病の死亡率が低い県は"赤味噌"をよく食べる? 医師が教える高血糖の改善法

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きしめんやひつまぶし、小倉トーストなど独特の食文化を持つ愛知県ですが、「糖尿病の死亡率が低い県」として有名なのはご存知でしょうか。その理由は愛知県民であれば日常的に食べているという「赤味噌」にありました。"高血糖"の予防に効果がある赤味噌について見ていきましょう。


味噌に含まれた成分が高血糖予防に

昨年放送された「その原因、Xにあり!」(フジテレビ系)では、高血糖の予防に効く赤味噌について紹介されていました。愛知県民は「味噌カツ」をはじめ、様々な料理に赤味噌をつけて食べており、学校の給食でも頻繁に味噌を使ったメニューが出てくるそうです。

赤味噌はなぜ高血糖に効果的なのでしょうか。銀座泰江内科クリニックの院長・泰江慎太郎先生は、味噌に含まれる"メラノイジン"という成分が関係していると説明してくれました。メラノイジンは糖の吸収スピードを抑えて、血糖の上昇を穏やかにしてくれます。この成分は濃い色の味噌ほど多く含まれていると最近の研究で明らかに。つまり赤味噌は、一般的に食べられている味噌に比べてメラノイジンの量が多いのです。

番組を見ていた視聴者からは、「普段から使う調味料が身体に良いなんて愛知県民ズルい!」「確かに愛知の人は何にでも味噌つけて食べてる気がする」「なるほど! 日常的な食生活が影響してるなら、住んでる地域って健康にすごく関係があるんだね」と驚きの声が続出。


高血糖に効く"最強"の赤味噌とは?

赤味噌の中でも特にメラノイジンが多い味噌があります。それは愛知県岡崎市で生産されている「八丁味噌」。「まるや八丁味噌」の当主・浅井信太郎さんによれば、八丁味噌には「蒸した大豆を使う」「2年以上熟成させる」という特徴が。

多くの味噌は大豆を煮て作るため、水に溶け出しやすい性質のメラノイジンは、煮汁に溶けてしまいます。しかし八丁味噌は大豆を蒸して作るため、メラノイジンがほとんど溶け出しません。さらに長期熟成することで色が濃くなっていき、メラノイジンが増えていきます。

八丁味噌は愛知県のお土産としても定番の商品。もともと高い知名度を誇っていたことから、「名古屋に行く際は必ず買って帰らないと!」「ネットで簡単に購入できるし、今度から普段使っている味噌を八丁味噌にします」と改めて注目した人が多くいました。

味噌は日本人にとってかかせない調味料の1つ。普段使っている味噌を「八丁味噌」にして高血糖の予防をしてみては?

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文=藤江由美

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