血圧を下げるだけじゃない! "いいこと尽くし"の玄米味噌に注目

pixta_29406328_S.jpg製薬会社が取り組んだ「有機玄米味噌」

健康食品業界は今や2兆円市場ともいわれるほど拡大しています。なかでも注目すべきは、フィルムメーカーや繊維メーカーなど"異業種企業の参入"。製薬会社であるロート製薬もそのひとつです。

ロート製薬では、2010年から『太陽笑顔fufufu』というメッセージマガジンで年4回、最新の健康・美容情報を発信しています(定期購読者数は約5万人)。その編集部が「健康情報を発信するだけでなく、実際に健康習慣として簡単に取り入れてもらえるものはないか?」と新商品の開発に取り組み、"日常生活で手軽に実践してもらえる商品"として
「fufufu DO!」シリーズを企画。

その第一弾として、有機味噌でトップシェアを誇る、ひかり味噌と共同開発した「おみそ de ふふふ 有機玄米味噌」(400g 1000円・税込)を2018年3月1日に発売し、話題を集めています。

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こんなにある! 味噌の健康効果

味噌は、納豆やぬか漬け、甘酒などと同じ発酵食品。食品を発酵させることで、消化吸収がよくなり、栄養価が上がり、独特のおいしさが生まれるのが特徴です。でも、塩分が高いから......と控えている人も多いよう。そこで、味噌の健康効果を改めて考えてみましょう。

●味噌汁の塩分は、しょうゆラーメンの5分の1
1日のナトリウム(食塩相当)の摂取目標は男性8g未満、女性7g未満。味噌汁の塩分は1杯1g前後なので、しょうゆラーメン1杯5.5gなどと比べると決して多くありません。
また、じゃがいもやほうれん草、大根、わかめなど味噌汁の具としてよく使う食材にはナトリウムの排出を促すカリウムが多く含まれているため、具材を工夫すれば減塩につながります。

 

●血圧を下げる働きのあるペプチドが豊富
大西発酵技術研究所所長の大西邦夫先生は「味噌の血圧降下作用は実験でも証明されています」といいます(※)。高血圧マウスに味噌の抽出液を与える実験で、抽出液の濃度が高いほどマウスの血圧が最も下がり、1日過ぎると血圧が元に戻り始めることがわかったのです。これは味噌に多く含まれる成分・ペプチドの働きによるもの。

また、ペプチドは運動による筋肉の損傷を素早く修復し、筋肉を効果的に増強するのに最適とされています。脂質代謝を促し、筋肉へのエネルギー供給を満たすことで全身の疲労回復効果をもたらします。
※参考文献:河村幸雄「動物実験でわかった、みそ抽出物の血圧低下作用」みそ健康づくり委員会『みそサイエンス最前線』1999年、pp.11-16

 

●生活習慣病予防、アンチエイジング効果も
食物繊維や不飽和脂肪酸、ビタミンE、イソフラボンなどを丸ごと摂れるのも味噌の魅力。不飽和脂肪酸は、動脈硬化や心筋梗塞の予防や脳の活性化、アレルギー症状の緩和など、多岐にわたって効果を発揮します。また、抗酸化作用のあるビタミンEや、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンは、アンチエイジングには欠かせない成分です。

 

●注目されている抗がん作用
国立がん研究センターでは、味噌汁の摂取頻度が高くなるほど、胃がんによる死亡率が低くなること、乳がんの発生率が低くなることを発表しています。

 

 
玄米味噌ならさらに多くの健康効果が!

上記のように、味噌にはさまざまな健康効果がありますが、今回ロート製薬が発売したのは、米麹ではなく、玄米麹による玄米味噌。なぜなら、玄米の米ぬか部分にはγ(ガンマ)‐オリザノールという特有の成分が含まれているからです。

●いいこと尽くしの「γ‐オリザノール」
γ‐オリザノールは、血中の脂質を低下させ、更年期障害の症状を緩和させるなど多くの健康効果があり、すでに医薬品としても活用されています。
また、ラーメンやピザなど脂肪分が多く高いカロリーの食べ物をあまり欲しくなくなり、あっさりした和食がおいしいと感じられるようになる効果も、γ‐オリザノールにはあるといいます。

琉球大学で肥満症の研究に取り組む益崎裕章先生によると、そもそも太るとわかっていても、高脂肪食をやめられないのは、脳による依存が原因だといいます。高脂肪食を食べ続けていると、食欲をコントロールする脳の視床下部が大きなストレスを抱え、うまく機能できなくなります。これが「小胞体ストレス」という状態。ストレスが過剰になると、精神疾患や関節リウマチなどの膠原病、がん、慢性腎臓病、心筋梗塞、ウイルス感染症など、さまざまな病気の発症にかかわっていることが明らかになっています。

この小胞体ストレスを減少させる効果が、γ‐オリザノールにはあるのです。

塩分を気にして味噌を控えていた人は、この機会に味噌の健康効果を見直すとともに、γ‐オリザノールが豊富な「おみそ de ふふふ 有機玄米味噌」で"味噌ライフ"を楽しんでみませんか。

 

016.jpgアンチエイジング効果大! 「鯵のなめろう」

【材料(2人分)】
鯵刺身...1パック
しょうが...10g
みょうが...1個
大葉...2枚
ごま...小さじ1
玄米味噌...小さじ2
柑橘汁...大さじ1

【作り方】
1.  鯵の刺身は包丁で細かくたたく。
2.  1に細かく刻んだしょうが・みょうが・大葉・ごまと玄米味噌・柑橘汁を入れてよく混ぜ、器に盛り付け、ごまを振る。


「おみそ de ふふふ 有機玄米味噌」は、『太陽笑顔fufufu』のメッセージマガジン・WEB限定で販売中。上記のレシピをはじめ、管理栄養士・食生活アドバイザーの堀知佐子さん考案の20品のレシピが紹介されているオリジナルレシピブック付きなので、玄米味噌を初めて使う人にも安心です。
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『太陽笑顔fufufu』(ロート製薬) 


取材・文/岸田直子

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