毎日食べ続けることで腸内環境を整えることができるといわれる発酵食品。なかでも、日本人に不足しがちなカルシウムが、乳酸菌の発酵によってできた乳酸と結合して吸収しやすくなるのがヨーグルト。そのまま食べる人も多いと思いますが、実はさまざまな食材にもよく合い、意外なものとも相性抜群! 実際に食べ比べてみて決定したおすすめをご紹介します。
『毎日が発見』編集長が実際に食べ比べました!
1 乾物
おすすめ度 ★★★
今回は切り干し大根を使用。水でもどしたときに比べて、ヨーグルトでもどすと素材感がよみがえり、味わいも引き出される印象。粗びきのこしょうを振ると味が締まり、和洋どちらにも合う一品に。今回の食材の中で唯一、満場一致の満点!
乾物の重さに対し、野菜類なら4~5倍、海藻類なら8~10倍のヨーグルトが目安。乾物に満遍なくヨーグルトを絡めて、7~8時間置く。周りに残ったヨーグルトも一緒に食べます。
2 明太子
おすすめ度 ★★★
ヨーグルトに明太子を混ぜただけの簡単ディップ。見た目は明太マヨネーズのようですが、ヨーグルトを使うことで油っぽさが消え、さっぱりした味わいで食べやすくなります。野菜以外にも、肉や魚、パンなど万能に使える期待大。
3 納豆
おすすめ度 ★★★
納豆1パックに大さじ1程度のヨーグルトを入れて混ぜると、粘りが増して、クリーミーに。入れ過ぎると水っぽくなるので注意。味そのものに大きな変化はありませんが、コクが増します。みそ汁にヨーグルトを入れてもコクがアップ。
4 ようかん
おすすめ度 ★★★
ようかんは好きだけど、なかなか1本は食べ切れないという人必見! ようかんをさいの目に切って、ヨーグルトに入れるだけで、爽やかなデザートに変身。まったりとしたようかんの甘さが和らいで、喉ごしも滑らか。
5 イクラ
おすすめ度 ★★
ゆで卵にヨーグルトを適量かけて、イクラをトッピングしただけでおしゃれな一品料理に変身。イクラの塩気をヨーグルトがまろやかに包み込み、サラダ類のソースとして重宝しそう。生臭さが気になる人はレモン汁を搾るのがおすすめ。
6 玉ねぎ
おすすめ度 ★★
腸の働きを活発にする健康食として話題の「玉ねぎヨーグルト」にも挑戦。薄くスライスした玉ねぎに、ヨーグルトを満遍なく絡めればできあがり。スライスしたきゅうりも入れてコールスロー風にすると、量が食べられてより健康的!
7 アボカド
おすすめ度 ★★
サワークリームと相性のいいアボカドは、ヨーグルトとも好相性。アボカドをつぶしてヨーグルトと混ぜれば、しょうゆ漬けのまぐろなど和食にも合うソースに。スライスしたアボカドにヨーグルトをかけてもおいしいです。
8 缶詰
おすすめ度 ★★
ヨーグルト×缶詰も人気のレシピ。手前はツナ缶、奥はコンビーフを使ったディップで、ツナは塩・こしょうを入れると味が締まり、コンビーフはヨーグルトだけでも完成度が高い味に。ホタテ貝柱の水煮缶ともよく合います。
取材・文/Choki!( 田辺千菊) 撮影/原 務