日本人のなんと6割が近視。どうして近視になるの?/「ツボ押し」で目の不調を解消

pixta_37967383_S.jpgスマホやPCの見すぎで、目のトラブルを抱える人は年々増えています。

本書『1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる! 』では、近視・老眼・疲れ目・ドライアイなどの目の悩みを解消する「ツボ押し」法を紹介。
休憩時間などの空き時間に「ツボ押し」して、ツライ目の悩みを解消しましょう!

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前の記事「注意! 電車の中でのスマホは目への負担が大きい/「ツボ押し」で目の不調を解消(2)」はこちら。

 

近視になるしくみ
~網膜の手前でピントが合うため、遠くがぼやけて見えます~

日本人のなんと6割が近視だといわれています。
近視は、遺伝的要因で起こるという説がありますが、はっきりとしたことはわかっていません。ただ、近視の両親を持つ子どもは、ともに近視でない両親を持つ子どもに比べて、近視になる確率が高いとはいわれています。

遺伝的要因のほか環境的要因によっても、近視は起こることが多いといわれています。
子どもの頃、テレビを近くで見たりしていると、目が悪くなるから離れて見るように言われませんでしたか?

これは、近くでものを見ることで、近視になる可能性があるからです。

 

仮性近視と真性近視
ものが見える仕組みをおさらいします。
人の目は、目に入ってきた光が角膜と水晶体で屈折し、ピントを合わせることでものを見ています。リラックスした状態で、ピントが網膜上でぴったり合っているのが正視で、近くも遠くもぼやけずにものを見ることができます。しかし近視の場合は、網膜の手前でピントが合うため、近くはよく見えて遠くがぼやけます。

近視にはいくつかの種類がありますが、多いのは「仮性近視」と「真性近視(軸性近視)」です。

仮性近視は、近くを見続けていることでピントを調節する毛様体筋がこわばり、元に戻らなくなる状態。一時的に遠くが見えにくくなります。

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真性近視は、眼球が前後に伸びて正円形から楕円形になるのが特徴。網膜上で焦点が合わなくなります。正視の場合は、角膜の頂点から眼球の奥までの眼軸長(角膜の頂点から網膜までの距離)は24ミリですが、真性近視になると眼軸長が伸びて、25~26ミリ(それ以上の場合も)になります。

 

ツボ押しで近視の進行を防ぐ
パソコンやスマートフォンを使用する時間が長くなったことで、大人でも近視の症状が進行する人が増えています。

紹介しているツボを押して、進行を防ぐことが大切です。ツボのほかにも、食生活や生活習慣を見直すこともしてみましょう。

 

次の記事「近視に効くツボ押しはこの5通り。目のまわりの血行を改善しましょう/「ツボ押し」で目の不調を解消(4)」はこちら。

森岡清史(もりおか・きよし)

医学博士。吉祥寺森岡眼科院長。浜松医科大学医学部卒業後、東京大学大学院医学系研究科にて網膜色素上皮細胞の研究(微細形態)に従事。東京大学大学院を修了。医学博士取得。日本眼科学会眼科専門医に認定。東京医科大学病院眼科勤務、田無第一病院(現・西東京中央総合病院)眼科医長を経た後、吉祥寺森岡眼科を開設。全国でも数少ない眼精疲労治療室を併設して、東洋医学の考え方を取り入れた専門的な治療にもあたっており、今までにのべ15万人以上の患者を診てきている。

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『1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる! 』
(森岡清史/KADOKAWA)


中高年の老眼はもちろん、スマホなどの普及で目にトラブルを抱える人は年々増加しています。現代人が抱える近視・老眼・疲れ目・ドライアイなど目の悩みを解消する「ツボ押し」法をメインに、名医がわかりやすく解説。ひと目でわかるツボ押しマップ付き。

この記事は書籍 『1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる!』からの抜粋です
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