スマホやPCの見すぎで、目のトラブルを抱える人は年々増えています。
本書『1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる! 』では、近視・老眼・疲れ目・ドライアイなどの目の悩みを解消する「ツボ押し」法を紹介。
休憩時間などの空き時間に「ツボ押し」して、ツライ目の悩みを解消しましょう!
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前の記事「日本人のなんと6割が近視。どうして近視になるの?/「ツボ押し」で目の不調を解消(3)」はこちら。
近視に効くツボ
~血行をよくし、毛様体筋をほぐしましょう~
仮性近視と真性近視は、近くのものを見続けたことで起こります。毛様体筋が緊張し、こわばってしまっているので、それを解消する必要があります。
目のまわりにあるツボを押すと、目のまわりの血行がよくなり、毛様体筋の緊張がやわらぎます。近視に効くツボには、目のリラックス効果や、ピント調節機能の回復に効果のあるツボもあります。
これから紹介する5通りの押し方のうち、とくに押して気持ちがいいものを3つ組み合わせて、毎日の習慣にしましょう。
押す時間:3秒
回数:左右ともに5回
ポイント:両肘を机にのせて、頭の重さを利用してツボを押すと、程よい圧がかかります。
押す時間:3秒
回数:左右ともに5回
ポイント:下晴明のツボを押すときは、眼球を押さないように気をつけてください。
押す時間:3秒
回数:左右ともに5回
押す時間:3秒
回数:左右ともに5回
押す時間:3秒
回数:左右ともに5回
次の記事「ビタミンAやDHAが効果的。視力回復につながる栄養素を摂りましょう/「ツボ押し」で目の不調を解消(5)」はこちら。
森岡清史(もりおか・きよし)
医学博士。吉祥寺森岡眼科院長。浜松医科大学医学部卒業後、東京大学大学院医学系研究科にて網膜色素上皮細胞の研究(微細形態)に従事。東京大学大学院を修了。医学博士取得。日本眼科学会眼科専門医に認定。東京医科大学病院眼科勤務、田無第一病院(現・西東京中央総合病院)眼科医長を経た後、吉祥寺森岡眼科を開設。全国でも数少ない眼精疲労治療室を併設して、東洋医学の考え方を取り入れた専門的な治療にもあたっており、今までにのべ15万人以上の患者を診てきている。
『1日3回ツボを押すだけで目はすぐによくなる! 』
(森岡清史/KADOKAWA)
中高年の老眼はもちろん、スマホなどの普及で目にトラブルを抱える人は年々増加しています。現代人が抱える近視・老眼・疲れ目・ドライアイなど目の悩みを解消する「ツボ押し」法をメインに、名医がわかりやすく解説。ひと目でわかるツボ押しマップ付き。