血圧が上昇しやすい冬は要注意! 健康診断で見落としがちな"モーニングサージ"を防ぐ体操法

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身体の状態をしっかりとチェックしてくれるのが健康診断。しかし今、健康診断では見落としがちな"早朝高血圧"(モーニングサージ)と呼ばれる現象が問題となっています。健康診断で「異常なし」と診断された人も、もう一度自分の健康状態を確認してみましょう。

モーニングサージを防ぐための運動

モーニングサージとは、早朝一時的に血圧が上昇してしまう現象。そのため日中に行われる健康診断では発覚しづらく、自身の体調の異変に気づけない人が多くいるようです。2月に放送された「あさイチ」(NHK)ではモーニングサージに関する特集が組まれました。

番組に登場した自治医科大学教授の苅尾七臣先生は、冬が一番血圧の上がりやすい季節だと指摘。気温がとても低い冬の早朝は身体が温まっていないため、急に動いた時の血圧の振れ幅が大きくなると説明しました。スタジオで不安そうな表情を浮かべたV6の井ノ原快彦が、「(血圧が)上がりすぎちゃう方っていうのは体質なんですか?」と思わず質問。苅尾先生は頷きながら「体質であったり血管の硬さとか年齢、生活習慣ですね」と回答しています。

モーニングサージを放置しておくと脳卒中や心臓病のリスクが高まる恐れもあり、視聴者からは「最近血圧が上がってたから他人事じゃない...」「怖いからすぐに血圧測ってみる!」と不安の声が相次ぎました。

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続いて番組で紹介されたのが、モーニングサージを防止するための運動。血液の周りには「交感神経」と呼ばれる神経があり、交感神経から分泌される物質には血管を収縮させる働きが。交感神経の調子を整えれば、血圧が高まるリスクを減らせます。

エクササイズの方法はとても簡単。フェイスタオルを単行本くらいのサイズまで折りたたんで、握りやすいようにクルッと丸めれば準備完了です。片手でタオルを掴んで、親指とひとさし指がつかないくらいの力を2分間キープすればオーケー。クリアしたら1分間のインターバルをとって、別の手でもトライしましょう。この一連の流れを2セット終えたら無事にトレーニング完了です。

日常生活でも交感神経をしっかりケア

交感神経は非常にデリケートですが、その分日常生活のちょっとした心がけでケアできるので安心してください。朝目覚めた時は飛び起きたりせずにゆっくりと起き上がり、緊張した時は深呼吸をするなど、心も身体も落ち着かせた生活が交感神経を整えるカギになります。

またトイレで用を足そうと力んだり、くしゃみや咳を我慢した時に発生する力が交感神経を乱してしまうケースも。急に力を入れると、交感神経に悪影響を与えてしまうので気をつけてくださいね。

日々の生活に気を配りながら、しっかりとモーニングサージ対策を行いましょう。

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