股関節の痛みにアプローチ!「絆創膏」でできる筋肉への刺激方法【理学療法士が教える】

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『体の不調をすべて解決する 絆創膏を貼るだけ整体』 (山内義弘/KADOKAWA)第8回【全9回】

年齢とともに増える体の不調。でも病院に行くのは億劫だし、マッサージも頻繁には行けない...そんなお悩みを抱えていませんか? 本書『体の不調をすべて解決する 絆創膏を貼るだけ整体』(KADOKAWA)は、特別な道具も難しい知識も一切不要な、理学療法士の山内 義弘氏が考案したメソッドを紹介。特定の場所に絆創膏を貼ることで、体が本来持っている回復力を引き出し、不調を和らげることができるのだとか。肩こり、腰痛、ひざの痛み、頭痛、めまい、不眠など、気になる体の悩みに幅広く対応しており、イラストでわかりやすく解説されているので、誰でもすぐに実践できます。「貼るだけ整体」で、あなたらしい活動的な毎日を取り戻しましょう!

※本記事は山内 義弘(著)による書籍『体の不調をすべて解決する 絆創膏を貼るだけ整体』から一部抜粋・編集しました。

歩き始めから痛い「股関節の痛み」

歩き始めに体重を乗せると足の付け根部分にある股関節が痛い、足がビリビリ響くという人は臀部の筋肉をほぐしていきます。

股関節の痛みの原因

加齢などによる変形性股関節症

片足を踏み込み、体重が加わった瞬間から痛い場合は、股関節の筋肉の働き不足。股関節がうまく適合していないため、股関節痛やひざ痛、足のしびれ、腰痛などを引き起こし、最終的には変形性股関節症に発展していきます。

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【Check!】一歩足を踏み込んで荷重したときに、股関節や下半身に痛みが走らないかを確認します。

臀部の筋肉にアプローチ!

筋肉にアプローチ

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股関節の奥の小臀筋・中臀筋の働きが悪いと荷重したときに股関節が正しい位置に納まらず痛みが生じます。絆創膏でこれらの筋内のセンサーを刺激することで股関節の動きをスムーズに。

絆創膏の貼り方

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左側の腰(骨盤上部)に手を当てて、ボコッと盛り上がった骨を確認。この骨のひっかかりに絆創膏の起点を置き、上に引っ張ることで、小臀筋・中臀筋の働きがよくなります。

お役立ち情報

女性に多い変形性関節症

出産で子宮や骨盤周辺の筋肉が緩んだり、更年期でコラーゲンなどの栄養が軟骨に届きにくくなったりすることが原因で、女性は変形性関節症になる人が多いので要注意。

 
※本記事は山内 義弘(著)による書籍『体の不調をすべて解決する 絆創膏を貼るだけ整体』から一部抜粋・編集しました。
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