飲む点滴! 消化を助け、血行促進もできる「甘酒」で暑気払いしましょう

1808p048_01.jpg甘酒が栄養豊富で、点滴と同じ成分であるということは、最近よく知られるようになりました。甘酒は江戸時代の夏の風物詩で、町には甘酒売りの声が響いていたとか。江戸時代の人も生活の知恵から、甘酒が暑さで疲れた体への栄養補給になると知っていたのです。
そんな甘酒の魅力を、管理栄養士で食生活アドバイザーの堀 知佐子さんにお聞きしました。
※上の写真は左が甘酒、右が麦茶甘酒。麦茶甘酒は甘酒50gを麦茶100mlで割ったもの。

 
甘酒の成分は点滴と同じ、夏には欠かせない栄養源

米麹から作られる甘酒に多く含まれるブドウ糖は、効率良く体内に吸収される栄養素です。エネルギー源となる他、アミノ酸、ビタミンB群、ミネラルなどが豊富で、これらの成分は点滴と同じ。オリゴ糖や食物繊維も豊富で、腸内環境も整えてくれます。

水で割って飲むほか、牛乳や炭酸水で割れば、ひと味違ったオシャレなドリンクにも。料理に使えば、うま味やコクもプラスしてくれます。家庭で手軽に作ることができるので、常備しておくのがおすすめです。

 

甘酒がおすすめな5つの理由

消化吸収を助ける
甘酒には食物繊維やオリゴ糖が豊富に含まれ、腸内の善玉菌を増やして、腸内環境を整えます。

抗酸化作用
甘酒に含まれる酵素は、抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素の発生を抑える働きがあります。

便秘の予防・解消
腸内環境がよくなるので、便秘の予防や解消にも役立ちます。

血行促進
ビタミンB群を多く含むので、血行がよくなり、代謝もアップします。

美肌効果
甘酒には皮膚の状態を整えるビオチンという成分が含まれ、肌あれやしみ、くすみに効果があります。

 

次の記事「鍋一つで簡単! 飲む点滴「甘酒」を自宅で手作りしましょう(2)」はこちら。

撮影/原 務


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堀 知佐子(ほり・さちこ)さん

管理栄養士、食生活アドバイザー、日本抗加齢医学会正会員。調理師専門学校の講師を経て、ミールプロデューサーに。テレビや雑誌などでも活躍。2015年、東京・千駄ヶ谷にレストラン「ル・リール」開業。16年4月より、新渡戸文化短期大学客員教授。

この記事は『毎日が発見』2018年8月号に掲載の情報です。

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