ある日突然トイレに行けなくなる⁉ 排泄ケアのための相談窓口を知っておこう

pixta_28177560_S.jpg尿漏れや便漏れなどの排泄トラブル。歳だから仕方ない......と後回しにしがちですが、健康で快適な暮らしを送るには避けては通れない問題です。そこで、ユニ・チャーム株式会社 排泄ケア研究所の梅林真紀さんに現代の排泄事情からケア方法までを伺いました。

前の記事「大人用おむつ、どれを買えばいいの? ドラッグストアで途方にくれないために(10)」はこちら。

 

例えば足をくじいただけでも、排泄トラブルと直面します

"ちょび漏れ"や"ちょいモレ"はたまにあるけれど、排泄トラブルと呼ぶほど大げさな状態じゃないから、まだ大丈夫。自分や親のことをそう考えている人は少なくありません。
でも、考えてみてください。今夜、足をくじいてしまったら? トイレに行くのも大変になりませんか。若くて元気だからといって排泄トラブルと無縁とは限らないのです。

まして、高齢者ともなると、ある日くしゃみをしただけで背骨を圧迫骨折、自力歩行が困難に......となるケースも! こうした突然の事態が発生した際、誰に、どこに相談したらいいのか、知っているのといないのでは身体的にも精神的にも大きな違いがあります。

「ユニ・チャームでは2017年12月21日から『いきいきダイヤル』(0120-041-062 月曜から金曜、祝日除く)の9時30分から17時まで、専門のアドバイザーが排泄介護のご相談にお答えしています。

また、『ライフリー』のホームページでは2017年12月21日からAIチャットボットによる『大人用おむつNAVI』もスタートしました。これはインターネットでチャットボットのマキさんが、初めての大人用おむつ選びで迷っている人に紙おむつの選び方や使い方などを紹介するもので24時間ご利用いただけます。

この両方を併設したことで分かったのですが、『大人用おむつNAVI』を利用される人の52%が『ユニ・チャームいきいきダイヤル』の対応時間外にアクセスされていました。
介護している人にとっては、介護する人を寝かしつけた21時、自分が寝る前の夜中12時、デイサービスに送り出す前や自分の出社前の朝8時30分、この3つの時間にインターネットで排泄トラブルに関する情報を検索する人が多いようです」

電話受付だけのときに比べ、インターネットで問い合わせができるようになると、なんと利用者は2倍以上になったというから驚きです。でも、それだけ排泄トラブルは身近な問題であり、他人事ではない、ということ。自分のために、家族のために。いざというときに相談できる窓口をいろいろ知っておきましょう。

 

取材・文/岸田直子

 

<教えてくれた人>
梅林真紀(うめばやし・まき)さん

ユニ・チャーム株式会社 排泄ケア研究所 研究員。看護師。全国の施設・病院で排泄ケアの実態を調査しながら、紙パンツを使ったトイレ誘導・自立排泄支援の普及活動に携わる。元気なシニア向けの尿漏れ防止講座、紙パンツの使い方講座などの講師として全国を飛び回っている。

・ユニ・チャームいきいきダイヤル 0120-041-062
大人用おむつNAVI

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