血糖値安定、コレステロール排出...「りんご酢」7つのすごい効果/村上流りんご酢(2)

「1日1個のりんごは医者いらず」といわれ、毎日食べると健康が維持できることは、昔から知られていました。りんごは特有成分も多く、驚くほどたくさんの健康効果が期待できる身近な果物です。料理研究家で管理栄養士の村上祥子先生に、りんごの効果や健康レシピを教えてもらいました。

前の記事「食べても飲んでも調理してもよし!「りんご酢」の作り方/村上流りんご酢(1)」はこちら。

 

村上流りんご酢に期待できる7つの効果

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1 血糖値の安定
アップルペクチンと酢の両方に急激な血糖値の上昇を抑える働きがあります。アップルペクチンは皮に多いため、皮ごと使うのがおすすめです。

2 コレステロールの排出
アップルペクチンはコレステロールの吸収を阻害し、食事で摂ったコレステロールが体内に吸収される前に速やかに体外へ排出します。

3 血圧の低下
りんごポリフェノールは悪玉(LDL)コレステロールの増加を抑え、血流を改善。りんごのカリウムと酢は、高めの血圧を正常値に近づけます。

4 腸内環境の活性化
アップルペクチンは善玉菌のエサとなって腸内環境を整えます。さらに、酢の酢酸も同様に腸内環境を整えます。便秘解消の味方です。

5 免疫力の向上
りんごポリフェノールの作用で白血球の働きが活発になり、免疫力が向上します。ポリフェノールは生活習慣病の予防にも有効です。

6 老化の防止
アップルペクチンと酢の作用によって腸内環境が整うと抗酸化作用が働き、活性酸素を無害化してシミ・シワを防ぎます。

7 脂肪の減少
糖を含むりんご酢を飲めば、体内でエネルギーを作るクエン酸回路が効率よく働き、エネルギー代謝が高まり、脂肪減少が期待できます。

 

◎免疫力アップや長寿に期待!りんごポリフェノール
りんごポリフェノールとは、りんごに含まれるクロロゲン酸、タンニン、ケルセチンなどのフィトケミカル(色素・香りなどの植物栄養素)の総称です。

◎期待できる働き
・がん細胞の発生を抑制する
・健康長寿をもたらす長寿遺伝子のスイッチを入れる
・アルツハイマー病の発病リスクを下げる
・アレルギーの原因となるヒスタミンの放出を抑える

 

次の記事「「りんご酢はたくさん飲んでOK?」7つのQ&A/村上流りんご酢(3)」はこちら。

取材・文/石井美佐 撮影/中野正景

村上祥子(むらかみ・さちこ)さん
<教えてくれた人>
村上祥子(むらかみ・さちこ)さん
料理研究家・管理栄養士。1942年、福岡生まれ。公立大学法人福岡女子大学国際文理学部・食・健康学科客員教授。食材の持つ力で健康寿命の延伸を図る研究に関与する。同大学内の「村上祥子料理研究資料文庫」では50万点の資料が一般公開されている。公式ホームページ http://www.murakami-s.jp/
この記事は『毎日が発見』2017年12月号に掲載の情報です。
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