『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』 (鈴木きよみ/ワン・パブリッシング)第8回【全12回】
「足は、年齢以上にその人の健康状態を表します」と話すのは、足裏研究家として30万人以上の足を診てきた鈴木きよみさん。その著書『歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割』(ワン・パブリッシング)では、どんな年代の方でも簡単に取り組める足裏健康法の数々を教えてくれています。今回はその中から、心と体の健康状態を教えてくれる足裏の観察の仕方や、イスに座ったまま安全に行えるケア方法「足裏ゴロゴロ」「かかとスリスリ」を紹介。難しい工程は一切なく、写真を見てチャレンジできるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。
※本記事は鈴木きよみ著の書籍「歩ける寿命を100歳までのばすなら足裏が9割」から一部抜粋・編集しました。
毎日30秒で呼吸がラクになる!「かかとスリスリ」
反対の足で足の甲をスリスリさするだけの簡単なマッサージ法。夕方の気になるむくみはこれを30秒行うだけで軽くなります。風邪をひいて咳がひどく、呼吸器がつらいときにも効果的です。
【姿勢】イスに座った状態でかかとを足首の上にのせる
1.かかとを足首の前にあて、指のつけ根に向かって足の甲をまんべんなくさする。【左右各10往復】
2.親指にかかとをのせ、親指のつけ根から指先へさする。【左右各10往復】
横隔膜や胸部、あごなど、上半身のゾーンをまんべんなく刺激しましょう。