理想的な終の住み家!?至れり尽くせりな最近のシニア向け住宅とは

理想的な終の住み家!?至れり尽くせりな最近のシニア向け住宅とは 180608_koureisya_01.jpg

年を取ってからの生活には何かと心配ごとがつきものですが、子どもとの同居や早い段階での老人ホーム入居は気が引けるという人が多いよう。今回は、いざという時にも安心なサービスが充実したシニア向けマンションをご紹介します。


老後の生活を豊かにするシニア向け住宅

5月22日放送の「スッキリ」(日本テレビ系)に、最近の高齢者向け住宅が登場。生活支援や健康管理などさまざまなサービスが提供されており、介護の必要がないうちから気軽に入居できるとあって注目を集めています。

番組で紹介されたのは、千葉県にある分譲マンション「スマートコミュニティ稲毛」。通常の老人ホームと違って、自分に必要なサービスを自由に選んで利用できる住宅施設です。そもそも老人ホームというのは、介護サービスや食事サービスを一体的に提供するもの。しかしシニア向け住宅では自分に合った生活スタイルを選べるので、自立した生活が送れるアクティブな高齢者から人気があります。

マンションには広いアクティブスペースや屋外グラウンドがあり、卓球やゴルフ、テニスなど40種類のアクティビティがいつでも利用可能。入居者専用の保健室には看護師免許を持ったスタッフが常駐しているため、ケガをした際にも安心です。娯楽サービスはアクティビティだけでなく、共用施設には15種類のメニューが食べられるレストラン街も。和食や洋食、焼き肉などバリエーションも豊富なので、毎日足を運ぶ入居者も多いようです。

アクティビティやレストラン街は、約9万円の月額費用を払うことで利用可能。住居費用の約1100万円にプラスして入会初期費用が約300万円かかりますが、「親もいい年だし検討したい」「自分もゆくゆくはこういう施設で暮らそうかな」「終の住み家としては理想的なんじゃない?」と話題になっています。


賃貸でも安心のサービスが満点

初期費用をもっと安く抑えたい人は、60代以上なら自立から要介護の人まで入居できる「ココファン 横浜鶴見」のような施設がおすすめ。初期費用は家賃2カ月分の敷金のみ、1番小さな部屋で家賃、共益費、生活支援サービス料込みで月々9万5000円とのことです。

マンションの1階にはクリニックと薬局があり、施設内の事務所では介護士資格を持ったケアスタッフが24時間体勢で勤務。安否確認の声掛けや健康面の相談、緊急時の対応、さらに体の不自由な住民のためにゴミ出しや電球交換を代行してくれることも。食堂や部屋の掃除など500円以下で提供されているサービスや、介護保険が適用できるデイサービスなどサポート体制も充実しています。

いつでも頼れる人の存在は、老後の生活を快適にするためにはとても重要。入居者同士仲良くなることも多いので、心配事が少なく楽しい老後を送りたい人はチェックしてみては?

文/藤江由美

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