老後のために貯めたお金が飛んでいく。自制がきかない義父の止まらぬ浪費/山田あしゅら

こんにちは。山田あしゅらです。

『13番さんのあな―介護家庭の日常―』というブログで義両親の介護の様子を、嫁の目線で綴り始めてもうすぐ10年になろうとしています。

前回の記事:マルチ商品に無駄なリフォーム、新車まで! 義父の異常な購買意欲に振り回される/山田あしゅら

躁状態により正常な金銭感覚を失ってしまったのか、義父の不可解な浪費はその後も次から次へと続いておりました。

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既に足の動きが悪くなりつつあった義父。

浪費といってもあちらこちらへ出向くわけではなく、電話や郵便で購入を申し込む通信販売のたぐいがそのほとんどでした。

通販なら新聞、テレビ、広告など家に居ながらでも情報はどんどん入って来ます。

特にすることのない義父は、尚更それを目にし耳にします。

そして「あ、これいいな...」と思うとすぐに電話などで申し込める。

便利な反面、自制が効かなくなった義父にとってはかなり危ういシステムなのでした。

幸か不幸か義父にはそこそこ貯金もあります。

義父は本来几帳面で堅実、慎重な性格。

それはそんな義父がこれまで一生懸命築いてきた財産なのです。

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しかし精神の均衡を失ってからの義父はまるで別人でした。

まさにタガが外れるというのはこういうことを言うのでしょう。

欲しいと思ったら欲望のままに買うそのさまは、あたかもお金を持った幼児のようでした。

でも、幼児と違うところは、電話が掛けられ、申し込みはがきも書ける、その上無理に止めようものなら激怒し手が付けられなくなるということ。

暴れ始めると、子どもを抑えるようにはいかないのです。

そんなある日の朝のこと

1本の電話がかかって来ました。

私が出ると宅配の配達員さんからの電話でした。

「太郎さま(義父)宛てに着払いの荷物があるのでお届けしたいのですが...」とのこと。

いつものことながらイヤな予感が走りました。

すると次に配達員さんが信じられないことを口にしたのです。

「お支払い金額は45万円です。」

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そして「9時ごろお届けに上がりたいのですがよろしいでしょうか?」と配達員さん。

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もちろん、義父からそんなことは一言も聞かされておりません。

いきなりのことで、どう返していいのか分からず

「すみません。午後にしてもらっていいですか?」そう答えるのが精一杯でした。

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注文の主である義父はまだ起きて来ておらず、すぐに確認することも出来ません。

しかし、配達を午後にしてもらったことが後で大もめの原因となるとは...。

その時はまだ予想もしておりませんでした。

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次の記事はこちら:45万円の着払いでひと騒動!理屈が全く通らず大荒れの義父に唖然...

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山田あしゅら

指定難病及びうつ病の義父(太郎)と認知症の義母(はな子)の介護の日常を アメーバブログ「13番さんのあな―介護家庭の日常」にて綴り始めて10年近く。 山田家介護のキーパーソンでもある50代主婦。

2017年現在、現在義父は88歳・要介護3。入院をきっかけに2017年7月、老健へ入所。 義母は92歳・要介護4。週5日のデイサービスなどでしのぎながら在宅にて介護をしている。 同居家族は夫(としお・60代・会社員)長男(一郎・30代・会社員)。 このほか結婚して独立した次男(二郎・20代・鍼灸接骨院経営)とそのお嫁さん(さくら・看護師)孫(きんとき・2歳)一人暮らしの三男(三郎・20代・会社員)と結構賑やか。 これらの日常をもとに著書『毒舌嫁の在宅介護は今日も事件です!』を2017年7月に出版した。

※ 毎日が発見ネットの体験記は、すべて個人の体験に基づいているものです。

 

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