アメブロで「~こんな事を言っちゃあなんですが!~」を運営しているかづと申します。
息子の通う高校でPTAの会長に選出された時のお話です。
【前回】「PTA会長は男性で!」校長の時代錯誤な発言も...「選考委員会」の制度に疑問を呈した結果

先日の次期PTA会長選考委員会で、無事に候補は高橋さんに決まった。
総会で承認されるまでは、あくまでも【候補】なのだ。
総会準備が始まる前に、学校行事として卒業式と入学式がある。
私はその両方で祝辞を述べる役割があり、学校側からは(というか校長から)「会長はお着物で」という注文があった。
さらに祝辞の文言の中に、私が卒業生であることも織り込んでほしいという希望まで出された。
正直、着物で行くとなれば新しい着物を買う必要があったし、生徒数が多い学校なので、卒業式や入学式はコンサートホールのような大きな会場を借りて行うため、朝早く家を出なければならない。
ましてや本部は他の保護者よりも早めに会場入りする必要があり、髪をセットしてくれる美容院を探して予約するのにも一苦労だった。
さらに学校からの決まり事で、卒業式の祝辞は式辞用紙に筆書きで書き、壇上に置いてこなければならない。
めんどくさいったらありゃしない。(筆ペンで書いた)
挨拶系は昔から場数を踏んでいるのでスラスラ書けたが、「私が卒業生であることを盛り込むことに、そんなに効果があるのか?」という疑問は正直あった。
当時私はまだギリ30代で、「思えば20年前...」なんて言って年齢がバレたらまずいか?とか、NGワードが意外と多い気がして、本部役員数人に下書きを見てもらったら「よく書けてる!」と褒めてもらえてホッとした。
その後、卒業式も無事に終わり、続く入学式でも祝辞を述べたが、これが来賓のお偉いさんたちにえらく好評だった。
私が在学していた当時と比べて専門コースが増えており、入試時には第一志望と第二志望を決めて受験する。
第一志望がダメでも、第二志望で成績がクリアできていればその科で合格になる。
希望の科に合格できず、入学してから半年も経たずに退学してしまう生徒がいると聞いたので、卒業生として「逆にこれはチャンスなんだと思ってほしい。素晴らしい専門の先生方がサポートしてくれるので、花開く未来のために、この学校でたくさん吸収してほしい」 などを盛り込んだ。
まさに"ピンチをチャンスに変える"ということだと思う。
来賓の皆さんは、この祝辞で私が卒業生だと気づいたようで、それもPTA会長ということで校長を褒めちぎっていたが、私は内心 「私はこの校長の教え子ではないですけどね。在学時にはいませんでしたから」と毒づいて聞いていた。
高校の役員はだいたい3年間なので、新2年・3年の役員はそのまま継続になる。
新入生の役員が決まり次第、PTA担当の倉木先生から連絡が入り、そこから名簿作りが始まる。
今から考えると恐ろしいことに、PTAの総会資料には役員名簿が添付されていて、会長をはじめ1年から3年までの全役員と委員の氏名・住所・電話番号・子どもの出身中学校名が記載されていた。
それを全生徒に配布していたのだから、何かあれば会長に個人的に電話してくる保護者がいるのも当然だ。
PTAの定例会では特に行事もないので、総会資料の確認と各委員会の茶話会報告を終え、あとは総会当日を待つばかりとなった。
にしても...元1年(現2年)の学年委員長・吉田さんが、パトロールの人集めで自分の意見が通らなかった一件以来、恐ろしいほど静かになった。
てっきり、あれこれ言い掛かりや粗探しをしてくると思って身構えていたが、ぱったり大人しくなった。
定例会の帰りに本部役員が口々に「吉田さんどうしたん?」と言うくらい、黙って来て、何も発言せず、黙って帰るのだ。
言っても無駄だと悟ったのならいいが、裏で繋がっていた人たちまで一緒に黙っているとは思えず、軽く胸騒ぎがする。
会計の黒木さんは新年度では副会長になっていただくことになっており、私がその胸騒ぎを口にすると「考えすぎやって♪ 向こうもこれ以上はあかんって分かったんやない?」と明るく答えた。
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