49歳、急に文字が見えにくくなった原因は「老眼」だった

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ペンネーム:向日葵
性別:女
年齢:49
プロフィール:3人の子持ちママです。私が42歳のときに47歳の夫が脳梗塞で倒れ、右半身の麻痺と言語障害などが残りました。私自身も甲状腺の持病の他に、年齢とともに高血圧症や椎間板ヘルニアなどの病気が出てきています。夫の介護と育児、夜勤の仕事と忙しい毎日ながらも、趣味の読書はやめられません。

私は現在49歳。子どものころから読書が大好きで、学生時代には、学校の図書室の小説を端から制覇。それに飽き足らず、自分で小説を書いて友人に読んで貰うくらいの読書好きです。それは、大人になっても相変わらずで、少ない睡眠時間を削っても、小説を読むことはやめられませんでした。ところが、1年前くらい前から、文庫本の文字が良く見えにくくなってきたのです。

もともと極度の遠視で眼鏡をかけていたため、度が進んで眼鏡が合わなくなってきたのかと思いました。暇をみて眼鏡を作りに行こうと思いながらも、なかなか行けずにいたある日、市役所に脳梗塞の夫の障がい者手帳の更新手続きに行ったのですが、この申請書類の文字が細かくてまったく読めなかったのです。かけている遠視の眼鏡の前に、市役所で用意されている老眼鏡をかざしてやっと文字を読むという、傍目にはきっと不思議な光景だったと思います。これはいよいよ、新しい眼鏡を作りにいかなければと思いました。

そして仕事が休みの日に、いつもお世話になっている眼鏡店に行き、今の状態を説明しました。実は、1年くらい前から文庫本の文字が読みにくくなったこと、市役所で書類を書こうとしたら、全然読めなくて冷汗を書いたことなどを話し、視力検査をしてもらうことに。検査結果は、眼鏡の度数はそれほど進んでいないが、おそらく年齢的に老眼が出てきているのだろうと言われました。寝耳に水とはこのことです。私は、「老眼」はまだまだ先の事だと、その可能性を疑ってもいませんでした。自分の体の老いを感じて、とてもショックを受けたのが正直な所です。

結局、眼鏡店では、近々用の老眼鏡を作りました。小説を読むときや、細かい書類を書くときにかける眼鏡です。ふだんは遠視用の眼鏡をかけ、必要があるときだけ老眼鏡に交換すれば、じゅうぶん対応できるだろう、そう思っての選択だったのですが、半年ほど経ったいまは、常時かけていられる遠近両用の老眼鏡を作ろうかと思っています。実は、仕事中にも文字が見えなくて困る場面が増えてきてしまったからです。「こうして老眼は進んでいくのね...」と、またもや自分の老いを実感して寂しい気持ちになりましたが、いまは、老眼鏡のおかげで、快適に趣味の読書を楽しんでいます。その一方で、少しでも老眼を改善するべく、目にいいと言われているブルーベリーなどを積極的に食べたり、老眼のトレーニングをしたりと、体の中と外から老眼対策に取り組んでいます。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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