「よかった、生きてた...」実母との絶縁、息子は病に。倒れた私を抱きしめてくれたのは<後編>
「悪いことは続くものですね。実家でのトラブルが原因で実母に絶縁され、次男まで入院することになってしまいました。そしてとうとう私も倒れて入院してしまったのです。心身ともに追い詰められた私。そんな中、一番に病院に駆けつけて私を抱きしめてくれたのは...」
■追い詰められた私は最悪なことまで考えて
そこで我々は仮住まい先を探すことになり、実家を出ました。
実の親に絶縁状を叩きつけられた私は、毎日泣いてばかり過ごしていました。
そして同時に建て替えの方でもトラブルが起こり、悪いことは続いて、次男が病気になり入院することに...。
毎日必死で生きて次男の退院までは頑張ったものの、ホッとしたのか、何をどうしたらいいのかわからなくなり、とうとう私自身も倒れてしまいました。
そんなとき、一番に駆けつけてきてくれたのが義母だったんです。
息を切らして病室に入ってきた義母は、私にまっすぐ進んでくるとギューっと抱きしめ、「よかった、生きてた...」と。
そのとき私は、考えてはいけないことを考えるところまで追い詰められていたのですが、義母はそれに気付き、私を受け止めてくれました。
私の弱虫な部分を何も言わず包み込んでくれたこと、頑張ってきたことを認めてくれたこと。
義母は全部を黙って寄り添ってくれ、私は人の温かさを実感し、張り詰めていた糸がほぐれていくように感じました。
私は義母のおかげで落ち着くことができ、ゆっくりとでしたが普段の生活を取り戻していけたのです。
その後約1年をかけて実母との関係を修復することができたのは、義母が私のそばにいてくれたからでした。
あのとき私を救ってくれた義母に、心から感謝しています。


