こんにちは山田あしゅらです。
義両親の在宅介護の様子を嫁の目線で綴ったブログ『13番さんのあな―介護家庭の日常―(現・13番さんのつぼ)』。
ここに書いてきた13年間の記録をもとに今の気持ちを織り交ぜつつ、改めて当時のことを振り返ってみようと思います。
【前回】ドタバタだった4日間のショートステイ利用。帰ってきた義両親の反応は?
今回はマイナンバーカードのお話。
2015年に制度が施行され、我が家にも通知書が送られてきました。
しかし、当時はまだマイナ保険証の義務化も決まっておらず、マイナンバーカードを作れと言われてもどうしたものか?と多くの人が躊躇していた頃でした。

と、私たちはカード作成を見送りましたが

と、義父母二人の分はとりあえずカード発行の申請をしておいたのです。
現在では交付も様々に配慮されているようですが、当時は本人が出向くのが原則となっていました。
代理受理するには面倒な手続きを踏まねばなりませんし、義父母どちらも外出には車いすが必要ですから、車で15分ほどの市役所といえどもカードを受け取りに行くのは容易なことではありません。
そんなこんなで受け取りを先延ばしにしていたら、市役所から「交付手続きをしないと申請が無効になっちゃうよ~」と再度案内が来てしまいました。

シリの重い息子夫婦も「どっこらしょ」と立ち上がらざるを得なくなったワケです。

2人同時に連れて行けばいいのですが、何と言っても歩行困難な義父と義母。
デイサービスの利用日の関係もあり(平日に二人同時に在宅の日はありませんでした)まずは夫としお氏が仕事の合間を縫って、義父を連れて手続きへ向かいました。

そして日を改めて、お次は義母の交付手続きです。
市役所の駐車場は交付会場まで大分離れています。
としお氏一人で連れて行けた義父と違い、認知症の義母の同行は少々不安がありました。
そこで前もってとしお氏に半日休を取ってもらい、二人がかりで連れて行くことにしたのです。
奇しくもこの日は朝から結構な雨降り。

結果的に二人がかりの搬送は大正解でした。

会場に着くとまあまあの込み具合でしたが、それでもピークを過ぎた頃だったのでしょう。
ほんの少し待たされたものの、割と早く順番がきました。
この時持参したのは、通知ハガキ、通知カード、本人確認書類など。(義母の場合は精神障碍者福祉手帳や保険証)

色々書類に書き込んだあと

タッチパネルに暗証番号を打ち込んで手続きは15分ほどで完了。
義父を連れて行った時の話を聞いていたので案外簡単に出来ましたが、この手続き、高齢者単独で行ったらちょっと難しいかもしれないなと思いました。


・・・と、これはナイショ(笑)
あれから10年が経ち、どうやら更新時有料になるという話はなくなったようですが、その後、義父母のマイナンバーカードの出番があったかどうかというと...
生きてるうちはあんまりなかったように思います。
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