娘二人はそれぞれ大学生で一人暮らしになり、マイペースなだんなと夫婦だけの生活になったしまえもんです。
【前回】似たもの夫婦⁉ 薬は用法用量を守って正しく飲みましょう
我が家の猫のくろさんが虹の橋を渡ってしまいました。
あと5日で19歳。長く生きてくれたと思います。
だんなの実家(隣)の物置で見つけ
保護したのが始まりでした。
一時的に保護して家に残すつもりはなかったので
あまり感情移入しないように
名前も簡素に見たまま、くろ、くろとら、とら、真っ黒と名づけ、
抱き癖もつけないように育てました。
4匹いた兄弟猫は3匹引き取られましたが
どうしてももらいてがつかず、残ったのがくろさんでした。
正式にうちの子にすることにしたので
名前を考えたのですが
「くろ」以外に良い名前が出てこず、そのまま「くろ」に
なりました。
小さい時に抱いたりしなかったせいか
ちょっと抱っこしようとしても嫌がり
すぐ体をくねらせ腕から逃れていく猫さんでした。
猫のくせに甘え下手で、要求はいつも高圧的。
「ニャー!」「ニャー!」
「よこせー!」「よこせー!」(と聞こえる)
それでも可愛いので
「しょうがないな~」と欲しがるものをあげたりしていました。
9年ほど前に異常に水を飲むようになったり、後ろ足が動かなくなったりしたので
病院へ連れて行くと、腎臓病で、後ろ足は筋力が落ちてると言われました。
弱々しい姿に長くないかもと心配しました。
しかし、動かなくなっていた後ろ足は
高い場所にジャンプはできなかったものの
いつの間にか少し引きずるくらいで、自由に好きな場所に行けるくらいに回復。
腎臓病は完治はしていないでしょうが、
数年後には飲む水の量も通常に戻っていました。
なんだかくろさんの生命力を感じたものです。
1ヶ月ほど前に食欲が落ちた時もなんとか乗り切ったのですが
もう体の方は限界だったのでしょう。
綺麗な目は、ラップの端っこがついたような感じになっていたり
毛艶が悪くボサボサ、少し匂うようになり
いくら食べても骨と皮のようにガリガリに...。
この夏を乗り切れるか心配していましたが
食欲もあったのでもう少し、誕生日はこえられるかと思っていたのに...
くろさんはすごく頑張ったと思います。
度々外を眺めているくろさんを見ると
うちで良かったのかな、他の道もあったのに、
もっと可愛がってくれるうちにもらわれたら...
そう思うとしばらくは猫さんとの生活はないなと思います。
でも猫さんのいる生活は見るだけで癒され
撫でるとなんとも言えない安らぎがありました。
とりあえず辛い時や嫌なことがあった時は
思い出に浸ろうと思います。
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