夫が脱サラして始めた居酒屋を夫婦二人三脚で営んできました。
ところが、夫と常連客だった女との浮気が発覚。そして離婚...。
現在の私は一人暮らし。近くに住む孫たちと楽しい日々を過ごしております。
▶前回|頭がぼーっとする、ふらつく、文字がうまく書けない...突然の体の異変に私は
突然の体調の変化に伴い、私は総合病院で、脳外科、内科、眼科での診察を受けることになりました。
MRIでの結果は脳の血管が詰まった事による「脳梗塞」でした。 
初日の検査を終えて翌日以降にも数回の検査と診察があるらしく、次女は付き添いをする為に泊まってくれることになりました。
私の場合、投薬治療しかないらしいのでお薬を大量に頂きました。
最悪手術になるのではと診察前までは懸念していたので、そうはならなくて良かったです。
実は私は糖尿病の持病があり、高血糖状態が続くことで血液がドロドロになり、血管が詰まって脳梗塞を発症してしまったようです。
引っ越し前まではきっちり飲んでいた糖尿病の薬も、引っ越し後はそのうち病院に行こうと思いながら結局行かず、残っていた薬も尽きていました。

そもそも糖尿病がわかったきっかけは市がやっている無料健診でした。
ちゃんと健診を受けなきゃ駄目よと日頃から子どもたちが口を酸っぱくして言い続けてくれたおかげで発見する事が出来ました。

その頃は中年太りかなぁ(笑)ぐらいには思っていたのだけど、糖尿病なんて病気は自分には無縁のものだと考えていました。
健診の結果、糖尿病が発覚したので、投薬治療の他にウォーキングや食事療法などで約半年かけて標準体重に戻しました。
そしてずっとこの体重を維持していたし、疲れやすかったり喉が渇きやすいなどと言った糖尿病の典型的な症状も緩和しました。
それなのに、引っ越しを機に病院に行かなくなり、薬も飲まなくなっていたのです。
糖尿病発覚当時の典型的な症状などはありませんでしたし、体調もすこぶる良好だったので、自分では病気は緩和していると思っていたのです。
ですが、糖尿病は「サイレントキラー」とは良くいったもので、知らないうちに病状は進行していたようです。
脳のMRI写真を見ましたが、何だか色々と詰まりかけているようでもう少し来るのが遅かったら最悪の事態になっていただろうと先生に言われました。
ただし入院は免れたのだけど、病気のせいなのか視覚の左上の1/4程度に黒っぽい靄のようなものがかかり見え難くなりました。
しかしながら人間の適応能力とは凄いもので、見え難い事にも数日後には慣れて来ました。 ていうか、これ1/4は見えなくなっているはずなのに少し見えるようになってない?

そう思いながら数日後に目の検査を受けました。
するとやはり見えない視界は1/8程度に縮まっていました。
「あれ?結構見えてますね」と視能訓練士の方も不思議そうな顔で言いました。
「これ、治らないって言われたんですけどもしかして良くなってますか?」と診察の時に眼科の先生に言うと「稀に治ることもあるみたいです」と言われました。

おや? 前言ってた事と違うけど・・・。
まぁいいか結果的に良い方向にむかっている訳だし。
こうして私は際どいところで危機を回避する事が出来ました。
さて、この時点でパートの仕事を数週間休み続けていたので、後はいつ仕事に復帰するかを考えていました。
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