「悪いのはあなた」って...はあ!? 車をぶつけてきた相手の「手のひら返し」にモヤモヤ

「50代の女性です。交通事故はどんなに小さな事故でも嫌なものですよね。車同士の事故で非常に不愉快な思いをした体験談です」

アラフォー、アラフィフ世代の女性を中心に、実体験エピソードを寄せてもらいました。年齢を重ねると健康や人間関係、お金などさまざまな問題が発生しますが...。あなたならこんな時、どうしますか?

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■休日に起こった自動車事故。それだけでも憂鬱なのに...

15年ほど前のある休日、私は外出先から家に帰ろうと車を運転していました。

信号を右折して片側2車線の道路に入ったところ、私の前を走っていた車は右車線へ入り、私は左車線を走り始めました。

特にスピードを出していたわけではないのですが、右車線に入った先行車に少し並びそうな感じになったとき、突然その車が車線変更の合図を出すことなく、私が走行する左車線に移動してきたのです。

「うそ! 合図出してないよね!?」

驚きながらも、なすすべもなくそのまま衝突してしまい、私とその車は道路沿いにあったスーパーの駐車場へ入りました。

幸い、お互いスピードをあまり出していなかったので、車の損傷は大きくありませんでした。

相手は私より少し年下か同世代(30代半ばから後半)くらいの女性で、車の中を見ると小学校低学年と保育園くらいの小さな男の子が2人、後部座席に座っていました。

「小さな子どもを乗せてあんな運転するなんて...」

私はかなり呆れてしまいました。

交通事故あるあるなのかなと思いますが、「事故は謝ったほうが負け」と考えている方がいるようで、その女性もその1人でした。

「自分は悪くない、悪いのはあなたのほう」と言わんばかりに、事故直後はやや強気な態度だったので、私が「合図も出さずに車線変更しましたよね?」と言うと、少しバツの悪そうな感じになっていました。

しばらくすると警察が来て、お互い別々に状況説明をした後、警察官に何かしら言われたのか、女性は態度が軟化し「すみませんでした」と謝ってくれました。

車は修理が必要な程度にキズが付いたものの、怪我人はいなかったので、私も「お子さんにケガがなくてよかったです」と女性に伝え、お互いの連絡先を交換して一旦その場を後にしました。

このまま穏便に解決するものと、私はすっかり安心していました。

■謝罪から一転! 保険会社から届いた相手の言い分に呆然

ところがです!

後日、保険会社から連絡があり「相手の方は、『車線変更しようとしたところに◯◯さん(私)の車が突っ込んできた』と主張しています」と言われたのです。

お互い走行中だったので、もちろん私にも前方不注意の非はあったと思います。

しかし、相手の女性は合図を出すことなく突然、車線変更を行ったのです。

私としてはせめて「お互い様、お互い反省するところはあるよね」という気持ちでいたいと思っていました。

けれど、この女性の手のひら返しの言い分に、正直「はあ!?」という心境になってしまいました。

あのときの謝罪の言葉は何だったんだ? そう思わずにはいられませんでした。

これは私の妄想ですが、相手の女性は帰宅後、ご主人か保険会社の担当者に「謝ったほうが負け」と言われたのでは? と疑っています。

完全に納得できなかったものの、くだらない態度を取る他人の相手をするのは時間の無駄だと思い、そのまま示談のような形となりました。

結局、車の修理は相手の補償を受けることなく、全額自腹での支払いとなりました。

まあ、相手に対して支払うこともありませんでしたが。

それにしても一番不愉快だったのは、自身の子どもたちを同乗させていながら危険な運転をする母親でした。

ずいぶんと時間が経過しましたが、いまでも思い出すとモヤモヤしてしまいます。

健康法や医療制度、介護制度、金融制度等を参考にされる場合は、必ず事前に公的機関による最新の情報をご確認ください。
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